「もったいない」意識でなくそう食品ロス!
広報ID1037903 更新日 令和6年9月6日 印刷
「食品ロス」とは、食べ残しや賞味期限切れなどによって、本来は食べられるにも関わらず捨てられてしまっている食品のことを言います。
国内では、令和4年度に約472万トンもの食品ロスが発生しています。日本人1人当たりで計算すると、お茶碗1杯分に近い量の食べ物が毎日捨てられていることになります。
「もったいない」意識で食品ロス削減に取り組んでみませんか?
家庭からどのくらいの食品ロスが発生しているの?
市では、可燃ごみの組成分析調査によって、ごみ集積場所に出されてしまっている食品ロスを集計しています。
令和5年度の調査からは、可燃ごみの中に7.3%の食品ロスが混入していることが分かっています。
食品ロスを減らすためにできること
その1-1 ご家庭での食品ロス発生量を確認しよう!
環境省では、家庭で発生した食品ロス量の集計に役立つ「食品ロスダイアリー」を公開しています。単純に発生量を集計できるだけではなく、金額換算も行うことができるため、お財布にやさしい生活にもつながります。
平成29年度に消費者庁でおこなった実証実験では、毎日の食品ロス量を計量すると自然と食品ロスを減らす行動につながる効果が示されています。1人1日あたり約2割の削減がされることが分かっています。
その1-2 スマートフォン・パソコン用Webアプリ版「食品ロスダイアリー」
NPO法人ごみじゃぱんでは、アプリ版の「食品ロスダイアリー」を公開しています(無料)。
次のURLからお気軽にご利用ください。
その2-1 毎週日曜日は「冷蔵庫お片付けデー」!
食品ロスの発生量を確認するともに、食品ロスを減らす行動を行うことも大切です。
冷蔵庫の中には、ついつい買ったことを忘れてしまったり、使いかけで傷みやすい食品が保管されていることが多くあります。そんな食品が食品ロスになってしまう前に、毎週日曜日は「冷蔵庫お片付けデー」として冷蔵庫の整理整頓に取り組んでみませんか?
(1) 小さいものはカゴを活用
(2) フリースペースを用意しておくことも大切
(3) 日付や名前を書くときは、ホワイトボード用のペンを利用すると書き換えが簡単
(4) 使いかけや早く食べたいものはクリップで止めて目立つ場所に
(5) 中身が見える透明容器を活用
(6) 早く食べるものには目立つ場所に
その2-2 食品の「期限表示」を知って、買物を工夫しましょう!
食品の「期限表示」の意味を正しく知れば、食品を無駄なく食べきることができ、食品ロスの削減につながるだけでなく、食費の無駄遣いも防げます。食品ロスを減らすために、「期限表示」を知って、買物を工夫しましょう。
- 「賞味期限」 おいしく食べることができる期限
- 「消費期限」 過ぎたら食べない方がよい期限
(1) 買物前に手持ちの食材と期限を確認
(2) 必要な分だけ買う
(3) 期限表示を知って賢く買う
その3 取組は家庭の外でも!「3010(サンマルイチマル)運動」に取り組もう!
3010(サンマルイチマル)運動とは、長野県松本市が考案した取組で、宴会の際に、乾杯後の30分間とおひらき前の10分間は、料理を楽しむ時間にする運動です。食品の「食べきり」に貢献できる取組として実践しましょう。
その1 出席者の構成(性別、年齢層)について事前に店に伝えることによって、適量注文をしましょう。
その2 宴会を始める際には、「3010運動」の実践について参加者に呼びかけましょう。
その3 料理がたくさん残っているテーブルから、少ないテーブルに料理をシェアしましょう。
その4 お開き前に、もう一度席について料理を楽しみましょう。
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