地域循環型生ごみ処理推進事業
広報ID1035031 更新日 令和6年12月24日 印刷
市で実施している、可燃ごみの組成分析調査の結果から重量比で可燃ごみの約4~5割は生ごみということが確認されており、家庭ごみの減量対策において生ごみの減量が重要な課題となっております。
そこで、地域循環型生ごみ処理推進事業では、大型生ごみ処理機を設置することで、地域から排出された生ごみを地域で資源化(たい肥化)し、さらに、そのたい肥を地域で活用することを目指しています。
また、たい肥の活用に当たっては、地域の花壇や家庭菜園で使用するとともに、子どもたちへの環境学習など、生ごみ資源化の啓発の材料となることが期待されます。
大型生ごみ処理機について
本事業で導入している大型生ごみ処理機では、生ごみを発酵微生物と一緒に約60度の条件で24~48時間混ぜ合わせることで、たい肥へ資源化することができます。1日当たり30キログラムまで処理することが可能です。
大型生ごみ処理機の設置地域
大型生ごみ処理機は、次の地区で活用されています。
西青山地区
西青山地区では、平成30年4月に大型生ごみ処理機を設置しました。北厨川地区同様にごみ集積場所に併設されています。完成したたい肥を使って、地域の子供たちと一緒にプランター作りに取り組んでいます。
令和4年度は、完成したたい肥を月が丘小学校の「ポラン農園」に提供し、活用されています。「ポラン農園」は昭和54年に開設され、毎年、児童が野菜などの栽培に取り組んでいます。


令和6年度の大型生ごみ処理機の利用状況
各地区の月ごとの利用状況を随時掲載します。
西青山地区 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
投入重量(キログラム) |
94.19 |
80.9 |
71.5 |
76.21 |
78.73 |
77.14 |
96.05 |
124.97 |
||||
投入した延べ世帯数(世帯) |
118 |
105 |
101 |
96 |
100 |
90 |
107 |
122 |
||||
投入があった日数( 日 ) |
24 |
26 |
26 |
26 |
26 |
23 |
27 |
25 |
取組を終了した地域
中野地区
中野地区では、平成19年4月に大型生ごみ処理機を設置し、処理機の耐用年数である10年が経過したことから、平成29年6月で運用を終了しました。運用時には、たい肥を使って野菜の栽培を行っていました。
仙北西地区
仙北西地区では、平成23年12月に大型生ごみ処理機を設置し、処理機の耐用年数である10年が経過したことから、令和4年3月で運用を終了しました。集合住宅の近隣に設置された、処理機を収納する小屋は、地元企業の協力を得て節電等環境に配慮したつくりになっていました。
間伐材を用いた壁(下)
北厨川地区
北厨川地区では、平成26年12月に大型生ごみ処理機を設置しました。処理機の耐用年数である10年を迎えるに当たり令和6年3月で運用を終了する予定でしたが、処理機の故障に伴い、時期を早めて令和5年9月で運用を終了しました。利用者が排出しやすいよう、既存のごみ集積場所に併設し、処理機を設置している地区の中で一番多く利用されていました。

過去の利用実績について
各地域の令和5年度までの利用状況については、次のとおりです。
西青山地区
中野地区
仙北西地区
北厨川地区
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