「保険金で住宅修理ができる」という勧誘に注意！

盛岡広域8市町において、「火災保険を使って自己負担なく住宅の修理ができる」、「保険金が出るようサポートする」などと事業者に勧誘され、トラブルに発展したとの相談が急増しています。

相談事例

事業者が自宅を訪問し、「火災保険を使えば無料で屋根や外壁などの修理ができる。」などと勧誘され契約することにした。後日、事業者が、火災保険申請書や工事の契約書などを作成してきたが、内容を見ると、「昨年の強風で雨どいが破損した」などと、事実ではないことが書かれていた。また、保険金の50％という、説明を受けた覚えのない高額な手数料を支払うことも書かれていた。今からクーリングオフは可能か。

よくある問題点

• 自己負担がないことを強調し、手数料などの契約内容の説明がきちんとされていない。
• 保険会社をだますような、うその理由で保険金の申請をさせられた。
• 保険が使えるといわれて工事をしたのに、保険金がでなかったり、工事費より少ない保険金しか出なかったりする。
• 修理の必要がないのに、不具合があるように言われた。
• 工事自体がいい加減だったり、思ったような工事内容と違っていたりする。

対応方法

• 広告や勧誘時の話をうのみにして慌てて契約しないこと。
• 保険金の申請は、サポート会社に頼まなくても自分自身でできます。保険会社に相談しましょう。
• うその理由で保険の申請をすることは絶対にやめましょう。
• 不安に思った場合やトラブルになった場合は早めに消費生活センターにご相談を。