盛岡市地域おこし協力隊活動報告(令和7年11月・山田隊員)
広報ID1054617 更新日 令和7年11月13日 印刷
こんにちは、盛岡市地域おこし協力隊の山田です。
今回は、私のミッション「シティプロモーション」について書いてみたいと思います。
みなさんは「シティプロモーション」という言葉を聞いて、ピンと来ますか?
「シティのプロモーションだから、外の人に盛岡をアピールすることかな?」
だいたいこんなイメージを持たれるのではないでしょうか。
ですが、外の人にアピールするだけが、シティプロモーションじゃないのです。
たとえば、市民に盛岡への愛着を持ってもらうのも、プロモーションのひとつ。「シビックプライドの醸成」と言われたりします。
それから、プロモーションの方法も、情報発信だけに限りません。研修やセミナーの開催、学校への出前授業など、手段はいろいろなのです。
そんな、ちょっと捉えどころのない「シティプロモーション」という言葉を、わかりやすく翻訳してみました。
盛岡の内外の人に、盛岡らしい価値を守り伝えながら、盛岡への愛着を深めてもらう。
こういったことが、私の活動の目標です。
ここで思うのは、「シティプロモーションは、関わる人が多い」ということ。
まず、市役所だけで考えても、私の所属する部署(都市戦略室)だけで完結しません。
というのも、市民生活を良くして、愛着を持ってもらうのは、市役所全体の仕事に関わっているからです。
さらに言えば、市民のみなさんも、盛岡の価値を伝える、プロモーションの主役。行政と市民をつなぐ、そんな役目も、私に求められているように思います。
では、私は何ができるんだろう…?
いろいろと考えた結果、まずは「ローカルメディアを作ろう!」と思い立ちました。
こうして生まれたのが、morinote(モリノート)です!
*リンクは最後にありますので、ぜひフォローをお願いします!

こちらのメディア、ライター山田が市内各所を取材して記事をアップしています。ただ、ライターと自称しつつも、私はただの素人。取材・撮影・執筆を手さぐりで行う、手づくり感ある「ひとりメディア」となっております。
そんなモリノートですが、あまり知られていないのが現状です…。(PRをがんばらねば!)
というわけで、今回は、モリノートの中身を少し紹介しますよ。

こちらは記念すべき最初の取材記事です。
舞台は、市役所から車で15分行った先にある、米内浄水場。
え、なんで浄水場?と思ったあなた。実は米内浄水場はすごいんですよ。
なんと、100年近くも伝統的なろ過方法で水を作り続けている、「現役の文化財」なのです!

この池で、長い時間をかけて、じっくりとろ過していくのです。
池に敷いてあるのは、大量のろ過砂。
ここにゆっくりと水を流すことで、薬剤を極力使用しないでろ過しているんですよ。
めっちゃ原始的、と思いましたか。
そうですよね。
でも、電気などの動力はあまり使わないので、低コストなんです。
しかも、微生物の力で浄水しているので、環境にも優しい。
つまり、現代にも通用する、合理的な方法なんです!
ただ、1つ難点があります。
それは、維持管理にすごく手間がかかること。
定期的に池の水を全部抜いて、砂の表面をかき取って掃除しているんです。

池のメンテナンスは、約3ヶ月おきに行われる大仕事。
盛岡のおいしいお水の背景には、こういう人の手のかかった素晴らしい仕事があるんですね。
他にも、米内浄水場の知られざる物語を、記事ではお伝えしています。ぜひ読んでみてくださいね!
というわけで、ちょっとマニアックなものも含め、こんな形で盛岡の魅力を伝える記事を書き連ねています。Instagramも同時にやっていますので、ぜひご覧ください。
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