市長定例記者会見(令和4年1月12日)

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広報ID1038790  更新日 令和4年1月19日 印刷 

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年頭あいさつ

市長:

謹んで新年の御挨拶を申し上げたいと存じます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症への対応として、市民の健康・安全を守るため、ワクチン接種への取組と併せ、PCR検査体制を充実させるとともに、感染症の影響を受けている市民の皆さまに対し、状況に応じた相談窓口の設置や、子育て世帯への10万円給付を迅速に行うなど、相談体制の充実や市民生活への経済的支援を行ってまいりました。また、事業者の皆さまに対しては、資金繰りへの支援や、プレミアム付き応援チケット「モリオ・エール」、もりおか企業ワイドサポート給付金事業など、たび重なる感染の拡大に伴い売り上げが減少している中小事業者を対象に、幅広い経済対策を講じてまいりました。これらにより、感染症の影響を受けつつも新しい生活様式の定着を進め、必死に頑張っている市民や事業者の皆様を守るため、総力を挙げて取り組んできた1年でありました。
また、コロナ禍ではありましたが、明るい話題も多くあったところです。いわてグルージャ盛岡が、J3加入から8年目の昨シーズン、ついに念願のJ2昇格を決めました。また、城西中学校3年生の高橋美月さんが全国中学校体育大会の陸上女子走り高跳びで、岩手県では初となる優勝を飾ったほか、全国中学校駅伝では下小路中学校女子チームが、岩手県では初の入賞の5位となるなど、スポーツの分野で若い力が躍動し、本年も様々な競技での活躍が期待されているところであります。
さて、本市におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染防止に万全を期すとともに、雇用の維持・事業継続への支援や、観光業の再活性化、行政サービスのオンライン化を始めとした自治体DXの推進など、本年を「力強く回復から成長へ」の新たな機会と捉え、将来を見据えた更なる対策を積極的に講じ、感染症などに対しても強靭で持続可能な地域社会の形成を目指してまいります。特にも、地方創生に向け、盛岡の特長を生かした取組といたしましては、令和4年度においては、新・盛岡バスセンターの開業や、岩手飯岡駅東西自由通路の供用開始、前潟地区のJR田沢湖線新駅の開業など、公共交通の充実とともに、まちの賑わい創出が図られるものと考えております。また、令和5年度の供用開始を目指し、渋民バイパスへの道の駅設置や、動物公園の再生、県との共同による盛岡南公園野球場の整備など、工事が本格化しており、新たな賑わい創出の拠点として、早期の完成を目指しております。また、本市ならではの魅力である、まつり・イベントの開催についてですが、昨年は楽しみにしていた様々なイベントが、一昨年に続き開催中止を余儀なくされましたが、本年は、「チャグチャグ馬コ」、「盛岡さんさ踊り」、「いわて盛岡シティマラソン」など、3年ぶりに市民総参加のもと、装いも新たに安全、安心に開催し、賑わいと交流を創出できるよう努めてまいります。そして本年は、盛岡市と都南村が合併して30周年を迎えます。合併により、盛岡・都南地域が一体的な地域として、新しい中核都市の形成を目指し、今日の市勢発展につながっているところであります。10月には、記念式典や様々なイベントを開催し、盛岡・都南村の合併30周年を盛大に祝いたいと思います。
結びに、新型コロナを契機とした「地方への新たな人の流れ」や「新しい働き方・暮らし方の進展」、「デジタル化の加速」など、社会の動きが活発化しておりますが、この動きを的確に捉え、積極的に施策を講じながら、社会経済活動を回復から成長へ導き、本市が、誰もが住み良い東北の拠点都市として、更に発展を続けられるよう、全力を尽くしてまいります。本年が、市民の皆さまにとって、健やかで実りの多い年となりますよう、心より祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。
市政記者クラブの皆様方には、本年も、盛岡市勢発展のため、御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

記者:

今年は、伝統行事でありますチャグチャグ馬コやさんさ踊りといった行事を、三年ぶりの実施を実現したいとおっしゃっていましたが、そういった経済活動の回復という面で、ワクチンの接種率の高さという面から、市長として実現に向けて期待されることや所感があればお願いいたします。

市長:

ここ2年程、さまざま、市民の皆さん方が期待している楽しみにしていたものが全部中止等になったということもあります。オミクロン株の広がり具合にもよると思いますけれども、私は基本的に皆さんの協力をいただきながら、予防活動をしっかりやって、今年こそ皆さんが楽しみにしている多くの祭り、イベント等を開催できるよう、そういう気持ちで予算のほうも確保してまいりたいと思っているところでございます。

記者:

チャグチャグ馬コに関しては、正式にやるというふうに機関決定などをしているんでしょうか。

市長:

まだそこまではいっておりませんけれども、関係者の皆さん方とこの件についても、もう少し近づいた段階で協議してまいりたいと思っています。

記者:

盛岡市としては、チャグチャグ馬コはやりたいというお気持ちでしょうか。

市長:

気持ちとしてはそのつもりで、思っています。

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1 新型コロナウイルス感染症の現状について

市長:

全国の新規感染者数は急激な拡大が続き、本市でも1月6日に、昨年の10月10日から数えて88日ぶりに新規感染者が確認されたところであり、人口10万人当たりの直近の1週間の新規感染者数は、1月11日現在で4.1人となっております。また、新たな変異株のオミクロン株については、1月8日に岩手県でも確認されるなど、更なる感染拡大が懸念されます。
このような中、1月8日に県知事から「岩手警戒宣言」が発出されました。県民の皆様に対し、移動や外出について制限をお願いするものではありませんが、更なる感染拡大を防ぐために、危機感を持って基本的な感染対策の再徹底をお願いすることとなります。本市においても、1月15日の新聞広告を活用して、広く県民の皆様に、感染対策の再徹底についてお願いしてまいります。また1月31日まで、ワクチン接種の有無に関わらず、熱や咳などの症状のない方で、感染拡大地域を往来した方、感染拡大地域の方と接触の機会が多い環境にある方など、感染に不安を感じている県民の方であれば誰でも無料でPCR検査や抗原検査を受けることができるようになりました。盛岡市内では、12カ所で検査が可能となっております。感染拡大を抑止するためには、感染を早期に探知することが重要です。感染に不安のある方は、是非、この無料の検査を受けていただきますようお願いいたします。市民の皆様には、積極的にワクチンを接種していただきますとともに、オミクロン株に対しても推奨されているマスクの着用や手洗い、三密の回避などの基本的な感染対策をしっかりと続けていただきますよう、また、のどの違和感や発熱など風邪のような症状がある方は、外出を自粛し、かかりつけ医や受診・相談センターに電話相談の上、必ず早期に医療機関を受診していただきますよう、お願いいたします。
なお、感染者やその御家族、関係者の方々への差別や偏見、誹謗中傷は、決してあってはならないことです。市民の皆さまには、冷静な行動をお願いしたいと存じます

記者:

今年に入って、連日県内でも患者さんが確認されていますけれども、盛岡市の数が多いかどうかというのは、人口10万人当たりでいけば、先ほどおっしゃったように4.1人ということで、ひところの去年のピークよりは多くない状況です。仮に盛岡市内でオミクロン株の市中感染とか、あるいは患者数が直近1週間あたりで、10万人単位で15人以上になった場合に、県が警戒宣言や独自の緊急事態宣言を出しているのと並行して、何か市として特にそういったものを発表するような用意があるのか、その点はどういう方針で臨みたいか、あるいは現状としてどう捉えているか教えてください。

市長:

今の時点では一気に増えているというふうには捉えておりませんけれども、今後、特に今回の三連休ですね。発症の期間があまり長くないということでもありますので、特にも今週・来週この辺のところの動きをきっちり捉えていく必要があるんだろうと思います。そこの中で一気に増えていくとか、クラスターが発生する、いろんなことが起きた場合に、何らかの対応というものを考えていく必要があろうかと思いますけれども、まずは市民の皆さま方に、特にも基本的な感染予防の対策をきっちりお願いしたいと思っております。

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2 新型コロナワクチン接種について

市長:

はじめに、本市の接種状況でありますが、1・2回目接種の対象となる12歳以上の接種率は、1月11日現在で、1回目接種が90.2%、2回目接種が89.6%となっています。また、3回目接種については、18歳以上の対象者の接種率が1.2%となっております。なお、1月10日時点での国が集計したデータによりますと、本市の全人口に対する接種率が、都道府県庁所在地や中核市の中で、1回目・2回目とも第1位であることを確認しているところであり、積極的に接種していただいた市民の皆様、そして、盛岡市医師会や各医療機関等の御協力に対しまして、改めて感謝を申し上げます。
現在、主に医療従事者等の3回目接種が進められておりますが、昨年12月に国から示されました接種間隔前倒しの方針に従い、本市の接種スケジュールを一部前倒しにすることとし、このことにより、医療従事者の方が概ね今月末まで、高齢者や高齢者施設等の従事者の方が今月から概ね3月末までの接種となる見込みです。また、そのほかの一般の方につきましては、昨日、岸田首相から前倒しを進める考えが示されましたことから、正式な通知を待って、対応を検討してまいりたいと思います。なお、1回・2回目接種も含めて、無料で接種できる期間は、本年9月末までとなっております。
高齢者の接種期間(正しくは接種間隔)の前倒しにより、2月には、接種対象者が6万人を超え、3回目接種が本格化してまいります。予約の集中による混乱が想定されますことから、1月下旬以降は1週間単位で接種券を送付することとして、その緩和に努めてまいります。また、盛岡市医師会や各医療機関等の御協力をいただきながら、医療機関での個別接種の拡大や、集団接種を2月12日から前倒し実施することで、接種数の確保に努めてまいります。
なお、3回目接種には、ファイザー製又はモデルナ製のいずれかのワクチンを使用することとされ、1・2回目と異なるワクチンを接種する交互接種が認められております。国から示されております本市へのワクチン供給量は、1・2回目の接種実績と比べ、ファイザー製の供給量が大幅に少なく、その分をモデルナ製で補うこととなるため、ファイザー製は主に医療機関での個別接種に使用し、集団接種では原則としてモデルナ製を充てることといたします。希望するワクチンを選択できない場合も想定されますが、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、積極的に接種を御検討いただきますようお願い申し上げます。
なお、毎回お願いしていることではありますが、ワクチン接種は決して強制ではなく、本人の意思に基づくものであります。ワクチン接種をしていない方が接種を強要されたり、差別的な扱いを受けたりすることがないよう、重ねて市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

記者:

盛岡市の接種率は、1回目、2回目とも第1位ということで良かったかということと、2月12日からの前倒しの接種の部分は、個別接種、集団接種も同じか、同時にということで良かったか、まずその点を教えてください。

市長:

1月11日現在ですが、国の方からの連絡によりまして、1回目、2回ともに全国の県庁所在都市、それから中核市、この中で接種率が第1位であるという連絡をいただいているところです。

保健福祉部長:

ワクチン接種の開始の時期ということで、集団接種については、すでに医療従事者等、前倒しの部分については1月22日土曜日からということで予定をしておりますが、その他の集団接種につきましては、2月12日土曜日から、高齢者等については予定をしているというところであります。個別接種の方は、前倒しの体制を取れるところについて順次、進めていただくということで、五月雨式に進むことになろうかというふうに思っております。

記者:

3回目接種を前倒しするということは、前に計画をいただいていたんですけど、実質、医療従事者はどのぐらい前倒しになって、高齢者・高齢者施設従事者はどのくらい前倒しになるのかという、具体的なところと、個別・集団共にですね。あと12歳未満の接種も取り沙汰されてきているんですが、それに向けての準備・体制はどのようにしていくお考えなのか、今のところのお考えを伺いたいです。

保健福祉部長:

前倒しの件でありますけれども、従前8カ月という期間をあけてということでの体制づくりをしておりましたが、それを前倒しするということになりましたので、具体的な数字でお話を申し上げると、昨年、令和3年7月までに終えられた方が、5万1600人ほどが8カ月で打つ必要があると考えておりましたが、それが前倒しになることによりまして…間違えました、8万5800人ですね。3月までに8カ月あけたという形で接種した場合には8万5800人が対象となるとみておりましたけれども、前倒しをすることによりまして、3月までに終えなければいけないと現在考えている数としましては9万8600人ということで考えております。この分が前倒しで早めに手当てをしなければいけないと考えている数ということになります。それから12歳未満の接種についてでありますけれども、本市においては令和3年3月末現在では、5歳から11歳については1万6500人余りいるというふうに見ております。これが令和4年4月以降、それぞれ毎月平均で新しく増えていく方々になります。それが追加されていきます。180人くらいずつ、毎月増えていくと見ておりますけれども、これについては3月以降というようなお話が出ているところなんですが、具体的には今、小児科、盛岡市の医師会の小児科医会などとワーキンググループを設けまして、どのような形が理想的というか、適切な形の接種になるかというのを、検討を重ねているというところでありますので、具体の話についてはもう少しお時間をいただければと思っております。いずれ3月に向けての取り組みをしなければいけないという認識には立っているというところです。

記者:

12歳未満の接種についてどのような接種が適切か協議を行うというお話がありましたが、これは、接種は行う方針ということでよろしいんですか。

保健福祉部長:

国において、そのような方向が出てくるということでありますから、対応するという方向ではあります。

記者:

高齢者の接種について、ホームページのほうに、5月に2回目の接種を終えた方にはもう接種券は発送済みで、6月に接種を受けた方には1月末に発送予定というお話でしたけれども、こちらも、先ほど前倒しのお話がありましたが、ズレとかあるんでしょうか。

保健福祉部長:

前倒しに合わせまして、該当する方々を前倒しで接種券についてはお送りしていく予定にはシフトします。が、高齢者施設の従事者というのは別にしますと、高齢者についての接種は、2月から元々始まる予定でありましたので、最初の時については1月下旬等いうことはそのままなんですが、それ以降繰り上がっていく分については順次、1月24日以降について、1週間単位だったと思いますけれども、区分した形でお送りしていくようにシフトしたいということであります。

記者:

7月までには全体の接種を終える見込みと、以前発表されていましたが、こちらもその前倒しの影響があるんでしょうか。

保健福祉部長:

昨日ですけれども首相の方から、さらに64歳以下についての前倒しの話が出てきたところでありますが、これについては正式なお話もいただくことになると思いますので、これからだと思っております。65歳以上の高齢者についてですけれども、おおむね昨年の7月末で高齢者、希望する方の接種を終えることができたと考えておりまして、対応するタイミングといいますのが、先ほど3月までのお話を引き合いに出したのが、高齢者の方がおおむね終わったタイミングが昨年は7月末でしたので、対応するのが3月末というようなことになりますから、その点でおおむね年度内に終えたいという見込みでお話をいたしました。

記者:

以前、全体…その高齢者とかではなく、18歳以上の方が7月までに3回目の接種を終えるという見込みというお話があったかと思うんですけれども、今その日程が前倒しになっている関係で、7月というめどは、また変わってきているのかなと…

保健福祉部長:

説明が足りませんでした。64歳から18歳の年齢区分については、前倒しというふうに、今まだなっていないということです。昨日、首相がそのようなお話を触れたので、今後、前にシフトするということはあると思っているんですが、現時点では高齢者までの部分で、前倒しをスケジュールしたということで、それをおおむね、3月までには終える方向でおりまして、それ以降、3回目、64歳から18歳の対象の方については、今後、具体的なお話があれば、前倒しの検討をすることにはなると思います。その方向にあるんではないかという認識には立っておりますけれども、正式な通知とかはまだ来ていないので、これからの検討となりますので、7月までにおおむね終えるというお話をしたところについての、全体としてはまだそこのところは変わっていないという。

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3 内丸地区まちづくりシンポジウムの開催について

市長:

本市・本県の中心である内丸地区では、多くの建物が築50年を超える様々な課題を抱えており、改めて今後のまちづくりについて、検討が必要な時期を迎えていると考えております。
市では現在、地区に立地する官公庁や企業、商工団体に参加をいただき、「内丸地区将来ビジョン」の策定を進めているところでありますが、その内容について広く市民の皆様からも御意見を頂戴するとともに、これからのまちづくりについて共に考える機会とするため、1月29日、「内丸地区まちづくりシンポジウム」を開催することといたしました。基調講演では、本市出身で都市デザインを研究している、東京大学大学院 工学系研究科 助教の福島秀哉さんをお招きすることとしています。地域の歴史や生活文化に根差した新しい時代のまちづくりに向けて、重要な考え方を示唆していただけるものと期待しております。また、基調講演に引き続きパネルディスカッションも行う予定としております。
参加申し込み等の詳細につきましては、広報もりおかや市ホームページでお知らせをいたしますので、多数の御参加をいただきたいと思っているところでございます。

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4 生活保護費の不正受給事件について

記者:

昨年、県の方から是正をすべしというような様々な指摘を受けたかと思うんですが、その後、市として対応する改善計画というものを立てなければいけないかと思うんですけれども、現在の作成状況であるとか、すでに県のほうに何かしらの報告を行っているのか、またその具体的な改善策、現在どのようなものを立てているのかというのを教えていただければと思います。

市長:

生活保護費の不正受給事件の進捗状況についてでありますが、詐欺事案の公判につきましては、これまで、主犯格の世帯主については、第3回公判が12月13日に行われたほか、妻には、第4回公判で言い渡された有罪判決に対し、控訴したところであります。市といたしましては、引き続き、裁判の動向を注視してまいります。
また、県の特別監査への対応については、措置状況報告を現在作成中であり、この内容を踏まえながら、あらためて適正な生活保護行政を実施してまいりますとともに、第三者委員会に報告をして検証作業に役立てていただけるようにしてまいりたいと思っているところでございます。

記者:

監査に対する状況の報告ということを提出する予定で、現在作成を進めているということなんですが、大体いつ頃をめどに状況報告というものの作成を終え、さらに提出というのはいつ頃を見込んでいるのかというのを教えていただければと思います。

保健福祉部長:

県のほうに措置の状況を報告しなければいけないということが、1月18日までというふうに期限をいただいておりますので、それに合わせて報告を提出するということです。現在、細部についてまだ詰めているという状況です。

記者:

作成の途中かとは思うんですが、主に、大きくここ…措置の状況ですので、ここに問題があったとか、こういったところの改善をすべきだというようなものが盛り込まれるものと思われるんですが、まだ固まり切っていないかもしれませんが、大きくどういったところを主眼として状況報告というものを作成しているのか、もしお話しできるのであれば教えていただければと思います。

保健福祉部長:

細部についてはまだこれからということでありますので、大きく申し上げたいと思いますけれども、組織体制としてやはり未然にこういった事態を防ぐことができなかったのかというようなところ、これについては重点的に捉えておりまして、こういったところの改善を軸に、措置について報告をしたいと、措置をしたいというふうに考えております。

記者:

市議会との関係で、12月定例会では第三者委員会への調査を優先して市議会への答弁がちょっとあれなのは議会軽視ではないかという声も一般質問で上がったんですけれども、市議会の方には、なかなか追及も厳しいようですけれども、どのようにこれから理解を得ていくお考えでしょうか。

保健福祉部長:

議会運営委員会等で、これについて議会側とすると内容を詰めていくということを考えていらっしゃるようですので、そういうところに我々も御説明なり、参考人といいますか、呼ばれて御説明をするというようなことが必要になってくると思っております。12月議会それから9月議会においては、この案件については、まずは個人情報の部分については公表できない点が1点目、それから2点目とすると、公判、裁判が今進行中であるということ、それから我々の方は被害届を出している立場で、処罰を求めている立場であること、それから3点目としては、12月議会の時の追加では第三者委員会というものを設けたので、これに内容、自己検証と内容を諮ったうえで、事実認定といいますか、我々の出した自己検証自体はやはり第三者に点検していただかないといけないという思いはありましたので、そういう三つのことでお話しをしたつもりでございますが、これについては丁寧に議会の方にも、今後説明をしたいと思っております。

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5 Jリーグサッカースタジアム建設について

記者:

J2に昇格したいわてグルージャ盛岡のスタジアムの建設について、市長にお伺いしたいと思います。収容人数の件で今後、客席の増設や建て替えをめぐるいろんな案が出ていますけれども、現時点でスタジアムの課題について市長のお考えと、岩手県やチームと連携しながら進めていくといった考えも出ていますが、そのあたりの御所感をお願いいたします。

市長:

いわてグルージャ盛岡、大変頑張りまして、念願のJ2への昇格をしたということで、大変うれしく思っております。それに伴って、Jリーグ基準を満たすサッカースタジアムの建設についてでありますけれども、いわてグルージャ盛岡が3年以内に、J2基準を満たすスタジアムの整備計画をJリーグに提出する必要がありますことから、まずは、いわてグルージャ盛岡にホームスタジアムのあり方を考えていただくことが重要であると思っております。また、スタジアム整備にあたっては、市民、県民の機運醸成が欠かないだろうと思いますし、広い議論が必要でありますことから、岩手県やホームタウンとなっている県内全市町村がホームタウンとなっているわけであります。そこに民間企業、そして県のサッカー協会などの関係機関と連携した進め方を考えていく必要があるのではないかと思っております。どこにスタジアムを整備していくかということも、いろいろ議論していく必要があるんだろうと思います。基準が、J2のところでも1万人ということでそれなりの規模になるわけであります。いわてグルージャ盛岡の試算されたものがあるわけですけれども、新設の場合だとJ2規格でも約64億円。それから盛岡南公園球技場への増設をした場合、J2規格で約50億円かかるんじゃないかと試算しているのであります。いずれ関係する皆さん方と今後どのように取り組みをしていけばいいのかと、意見交換も充分しながら、そして何といってもやっぱり市民・県民の皆さん方の盛り上がりの中で、そういう事業が動いていくのが最も望ましいのではないかなと思っております。

記者:

現時点で、県やチームと協議を進める予定や方針というのは具体的には決まっているのでしょうか。

交流推進部長:

新しいスタジアムを作っていくというふうなことで、連携していかなければいけないということは先ほど市長から述べた通りでございます。県、それから様々な民間、そして全自治体等が一つの土俵の中で一緒に検討していく、そういうふうな場がやはり必要なんではないかというふうにグルージャさんの方からも言われているところであります。3年間という中で、具体的な計画を作っていかなければいけないと、そして令和4年2月1日からそのタイマーがスタートするということもグルージャの方から聞いておりますので、協議するスキーム作りというものをグルージャとか県と連携しながら作っていくのが今後大事なことになってくると、そういう認識でおります。

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6 次期市長選についての考え

記者:

市長は来年、改選期を迎えられます。来年次期、どうなさりたいか、今の時点でお考えとかお気持ちがあればお聞かせください。

市長:

今、どうこうということは、今、当然目の前にさまざまな課題が山積しておりますから、全力を尽くして解決に向けて取り組んでいくということに尽きるのかなと思っております。

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