市長定例記者会見(令和4年11月7日)

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広報ID1041156  更新日 令和4年11月15日 印刷 

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1 令和4年度盛岡市都市景観賞の決定について

市長:

市では、都市景観形成の推進と市民意識の高揚を目的として、自然及び歴史的環境に調和した、潤いのある都市景観の形成に寄与する建築物等の施主等を表彰する盛岡市都市景観賞を昭和59年度から毎年度実施しております。今回で39回目となります。

令和4年度の都市景観賞は、市民の方々から応募いただいた17件の中から、選考の結果、別紙のとおり「駒木葬祭社屋」及び「紺屋町番屋」の2件を決定いたしました。2件とも木造二階建ての建築物で、外装材に木材を効果的に用い、質感を生かした人と環境にやさしいぬくもりの感じられるものとなっており、すべて周辺の歴史的景観との調和などが評価されたものとなっております。

選考に当たっては、外部有識者からなる盛岡市景観形成推進委員会において、現地調査をいたしたうえで、決定したものであります。

なお、表彰は、11月18日に盛岡劇場で開催する、第45回盛岡市都市景観シンポジウムにおいて行うこととしております。

都市景観形成の一環としておこなわれてきたこの表彰は、今年で延べ187件となりました。市内の各所に受賞物件がみられるようになり大変喜ばしく、一層、自然と歴史が調和した盛岡らしい都市景観の形成が進むものと期待をしております。

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2 令和5年「盛岡市二十歳のつどい」の開催について

市長:

令和5年「盛岡市二十歳のつどい」の開催についてであります。1月8日、日曜日ですが、盛岡タカヤアリーナにおいて、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じて、参集により開催をいたします。

これまで「盛岡市成人のつどい」として開催しておりましたが、民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことを受け、今回から「盛岡市二十歳のつどい」と名称を改め、開催いたします。

開催内容は、記念式典及び盛岡市二十歳のつどい実行委員会による企画アトラクションを予定しております。感染防止対策として、例年より時間を短縮して行うほか、ウェブでの事後配信も予定しております。

なお、今回は、御家族の方も入場できるよう、家族席を設置いたします。

「二十歳のつどい」は、二十歳の方、そして、御家族にとりまして、人生の節目となる貴重な機会であります。

市といたしましては、新しい門出を祝い、改めて社会の一員となることの認識と、明日の盛岡市を支える市民としての自覚を促す、意義ある機会にしてまいりたいと存じております。

記者:

お話の中で式典短縮してというお話ありましたが、こちらいただいた資料拝見しますとアトラクションの時間を短縮とありますが、短縮されるのは、このアトラクションのみでしょうか。それとも他の、その前の記念式典自体も短くなるということなんでしょうか。

教育部長:

アトラクションが通常開催の場合であると30分あったんですけれども、これを20分、10分間短縮いたしまして開催いたしまして、お話にありました式典については、通常開催どおり30分ということで行います。

記者:

家族席を今回、設置されるということで600席とありますが、こちらはコロナ渦前と比べると少ない数になるんですか、それとも同じぐらいなんでしょうか。

教育部長:

家族席についても令和2年開催の時が600席でございますので、同じく、同様に600席を設けるものでございます。

記者:

コロナ渦前の開催と比べて、開催の規模としてはコロナ渦前にほぼ戻るという認識でよろしいでしょうか。

教育部長:

来賓席をですね、多少、ちょっと少なくしておりまして、前、200席の来賓席があったわけですが、今回は100席弱のところで、少し来賓の方については入場を抑えてご案内をしたいと思っておりました。

記者:

新成人の方の参加規模としてはコロナ前に戻るという理解でよろしいでしょうか。

教育部長:

対象者の方がそれぞれの年で違うんですけれども、大体、同じくらい。二十歳の人数によってちょっと違うわけなんですけども、大体、対象者の60パーセントくらいの方がいらっしゃるんではないかと見込んでおりました。これは、コロナ渦前と同じ予想でございます。

記者:

コロナ前とほぼ近い規模で開催ができることについての受け止めといいますか、そのあたりお聞かせいただいてもよろしいですか。

市長:

感染対策をしっかり講じたうえでということになりますけれども、できるだけ多くの方々に1つの節目ということでありますので、多くの方に参加していただきたいと思いますし、やはり、ご家族にとりましてもですね、そういう式典の場に一緒に出席してですね、お祝いできる、そういう、今回は機会にもなるということですのでご家族の方々にも多数参加していただければなあと思っております。

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3 クライミングワールドカップ、いわて盛岡シティマラソン開催について

記者:

新型コロナウイルス感染症の影響で大型イベントを中止せざるを得ない状況が長く続きましたが、10月には本県初となるクライミングワールドカップ、そして、いわて盛岡シティマラソンが開催されました。コロナ禍での大型のスポーツイベントの開催は苦労も多かったと思いますが、地元の活気を呼び起こす機会にもなったと思います。この、両イベントについて谷藤市長の感想と、今後のイベント開催の方針について教えて下さい。

そして、これに関してもう1点、クライミングワールドカップについては、競技施設の整備から大会誘致海外チームの合宿受け入れなど市と県、関係団体が連携して活動してきた成果が実ったものだと思います。こうしたスポーツを通じた交流や地域活性化についてもお考え、伺いたいと思います。

市長:

クライミングワールドカップにつきましては、本市に世界のトップ選手がですね、集結をしてですね、ワールドカップを開催できましたことを大変うれしく思っております。大会においては、南部鉄器の副賞をはじめ、選手への記念品や飲食ブースなど、盛岡らしいおもてなし、PRができたと思っております。主催者からは、大会運営につきましても高い評価をいただき、充実した素晴らしい大会が開催できたものと思っております。

また、いわて盛岡シティマラソンにつきましては、ランナーや市民から大会を待ち望む声が届いておりましたので、3年ぶりのフルマラソンが無事開催できたこと大変うれしく思っております。私がスターターを務めたわけでありますが、号砲と同時に多くのランナーの皆さんが、盛岡のまちなかを駆け抜けていく光景を見て、胸が熱くなり、改めてスポーツの力を感じたところでもございます。

今後の取り組み、そしてまた地域の活性化ということでありますけれども、スポーツを通じた交流や地域活性化についてでありますが、国際的なスポーツイベントなどの開催は、レベルの高いプレーを間近に見ることによって、競技力の向上、そしてまたスポーツの普及・振興につながるほか、地域の経済にも好循環をもたらすものであることから、まさに「スポーツの力が盛岡の未来を創る」という市のスポーツ推進計画のスローガンの実現に資するものと思っております。今後におきましても、県や各競技団体、関係団体と連携しながら誘致に取り組みを進めてまいりたいと思っております。

記者:

すでに発表されているところではあるんですけれども、ファンランの距離が8.8キロから約1キロ足りなかったというような結果になって、少しそこは残念な結果になってしまったのかなというところはあるんですが、委託業者の確認不足というのが主な原因だとは思うんですけども、今後、大会を開催していくうえでですね、今後の改善の方法といいますか、どうゆうふうにこういう手違いを防いでいくかというものが決まっていましたら、お考えをお願いいたします。

市長:

距離についてはですね、実測という形じゃなくて、机上でのですね、判断の中で、進めてしまったということが大きな誤りというかですね、そういういうことにつながったんだろうと思います。

そういうことで今後におきましてもきっちり距離とかですね、それから、やはりそれぞれの段階、段階で確認をさらにですね、委託業者、手慣れている業者ではあるわけですけれども、そこに任せきりのような形にならないで、やはり、途中途中で確認をしていくということが必要であろうかと思いますので、今後、取り組む場合においては、そのようなこと注視していきたいと思っております。

記者:

ファンランの距離不足に関連して、こうした距離不足ということが発生したこと自体について、市長どのように受け止められたのか、お聞かせいただけますか。

市長:

みなさん8.8キロですかね、それに合わせてトレーニングはしてきたことだと思いますけれども、ゴールしてみたらずいぶん、自分も速くなったなあというふうに思ってびっくりした方もいたんだろうなと思いますけど、やはり目標の距離というかですね、それに合わせてトレーニングしてますからですね、その辺をきちっと対応していくことが必要だろうとは思っております。

距離的な、時間はそれぞれの選手が思っていたよりも早くゴールしてしまったということではありますが、平等の距離ではあったことではあるわけですけれども、やはりそこは十分にですね、今後、注意していく必要があるのかなと思っております。

フルマラソンの方はきっちり距離、計測したうえで、公認コースということもありますので、それに対応したわけでありますけれども、今後、十分にですね注意していく必要があると思ってます。

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4 「風流踊(ふりゅうおどり)」のユネスコ無形文化遺産登録の勧告について

記者:

ユネスコの無形文化遺産にですね、盛岡市の永井の大念仏剣舞(だいねんぶつけんばい)というものを含んだ風流踊(ふりゅうおどり)が登録勧告されるということで、今後、今月末か12月のはじめあたりに正式決定が見込まれるところではあるんですけども、市長はすでに今回のことが保存伝承のきっかけになるというところでコメントを出されたりしているところではあるんですけども、今後、伝統芸能であったり、郷土芸能の継承や発展に向けてですね、市としてこういう取り組みをしていきたいというようなお考え、今の時点でお考えなどありましたら教えてください。

市長:

本市の永井の大念仏剣舞(だいねんぶつけんばい)」を含む「風流踊(ふりゅうおどり)」が、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間の委員会、評価機関の事前審査において、登録することがふさわしいという勧告を受けたことは、豊富な民俗芸能がある本市としても大変喜ばしいことであり、風流踊の保存継承の一翼を担うことに対して、大きな責任を感じているところでもございます。

また、登録が正式に決定すれば、盛岡市では初となるユネスコの無形文化遺産となることから、盛岡市の歴史に新たな1ページを刻む、大変大きな出来事であり、非常に名誉なことであると思っております。

11月28日から12月3日に開催されますユネスコ無形文化遺産保護条約の第17回の政府間委員会において、正式に登録されることを期待をしておりますし、引き続きですね、保存継承活動、これらをしっかり支援していくことが大切だと改めて感じているところでもございます。そして、できるだけ、限られた地域で伝わってきているわけですけれど、やはりこの機会に多くの市民の方々にもっとですね、ご覧いただくような機会を作っていくことも大切だと思いますので、そのへんも含めてですね、今後、対応してまいりたいなと思っております。

記者:

今後、正式に登録ということになるかと思いますが、そうなった場合に市としてお祝いのイベントであるとか、そういった芸能を見る機会であるとか、何か計画されていることがあれば教えてください。

教育部長:

特にまだ、なにか登録に正式決定になった時のイベントとかはまだ考えては、まだないわけなんですけれども、令和5年の2月26日に盛岡劇場において、盛岡郷土芸能フェスティバルというのをやっておりまして、盛岡市の無形民俗保存連絡協議会と盛岡市と盛岡市教育委員会が共催で行っている、こういった行事、フェスティバルがあるわけなんですが、そこで永井の大念仏剣舞も出演予定でございましたので、そういった機会をとらえながら市民の皆さんにもご覧いただく機会を設けて参りたいと思っておりました。

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