市長定例記者会見(令和4年8月31日)

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広報ID1040748  更新日 令和4年9月8日 印刷 

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1 新型コロナウイルス感染症の現状及びワクチン接種について

市長:

本市では、8月に入りまして、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が、最多を更新し、新規感染者数の増加が止まらない状況が続いていましたが、8月25日以降、減少の傾向が見られております。しかし、未だ高い数値であり、今後の動きに注視が必要なことには変わりはありません。また、コロナ由来の発熱外来者数は、多く、特にも夜間の受診等により医療機関に負担がかかっております。

市民の皆様には、症状の重い方や重症化リスクの高い方が優先して受診できるよう、市内の診療・検査医療機関の負担を軽減するため、検査目的の受診はお控えくださるようお願いいたします。

そして、感染の拡大の防止のために、基本的感染対策を徹底し、万が一、のどの違和感や発熱など風邪のような症状がある場合は、外出を自粛し、必ず、かかりつけ医や受診・相談センターに電話相談の上、受診していただきますようお願いいたします。

本市は、今後も、新型コロナウイルス感染症の流行の制御と、アフターコロナを見据えた社会活動・経済活動の活性化に向け、取り組んでまいりますので、あらためてでありますが、市民の皆様におかれましては、感染予防対策を再確認の上、場面に応じた適切な対応をお願いいたします。

なお、新型コロナウイルス対策の一つであるワクチン接種につきましては、9月の3日、4日にSGプラザで実施する分の予約に、まだ空きがある状況でございます。現時点で、新型コロナワクチンの無料接種は、令和4年9月30日までとなっております。3回目、4回目接種を併せて実施しており、オミクロン株であっても重症化予防が期待できることが示唆されておりますので、この期間での接種を、御検討をお願いをしたいと思います。

なお、ワクチン接種は強制ではなく、本人の意思に基づくものでありますので、強要されたり、ワクチン接種をしない方が、差別的な扱いを受けたりすることがないよう、重ねて市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

記者:

受診相談センターの関係で、取材で聞いておりますと、24時間なんですけども、繋がりにくい状態が結構あるようだという話が出ておって、かつ、繋がらないことで病院に直接かけてしまうという事例もあって、なかなか感染が拡大している中で大変だというような話があったんですが、その点、市はどのように把握していらっしゃるでしょうか。

保健衛生監:

確かにおっしゃる通りで、今、受診センターが非常に電話が繋がりにくいと。

私どもとしても様々な方法があるんですけれども、一方で、その医療機関の方に連絡が行った場合で、私どもの保健所にあります受診センターの方の紹介でありますとか、場合によっては、受けた電話だけではなくて、それぞれの医療機関からですね、その受診の方法についてお答えいただくような形、とらせていただいております。

確かに繋がりにくくて、そのセンターを通じて自分がどこに行って受診したらいいか、この点については、今、本当に大変な状況になっているというのが続いております。先ほど市長が申し上げました通り、ここ数日間、感染者数10万人当たりの感染者感染者数が、少し、若干下がってきてはおりますが、やはり問い合わせの状況というのが変わっていないというふうに認識しているところであります。

記者:

医療機関の逼迫具合なんですけれども、今週、県医師会さん発表されまして、医療従事者の皆さんも感染したり濃厚接触者になって、出勤できなくなっていることで、中央病院さん説明ありましたけども、病棟一棟、閉鎖して、ナースを他のことに振り向けているということで、市長がお話になったように、優先すべきものがかなり選別されるような状況になっているんですが、医療の逼迫、市内では特にどのように現状把握されてて、今、少し下がっているということですが、どういうふうに対応というか、サポートするかとお考えあれば教えてください。

保健衛生監:

医療機関の、医療体制の逼迫ということについて、県全体で、そういった動きを見ながら取り組んでいるところでありますので、私ども、この盛岡市域だけ限ってどうかということは今申し上げられない状態であります。ただ、県が、毎日、感染者の発表をする際に、お話し申し上げてます医療提供体制、入院率のパーセントというのがあります。これが、今現在40パーセント若干下回る数字ということで、50パーセントが逼迫する数字とされておりますので、そこには至っていない。ただ、現実として、先ほど記者の方がおっしゃいました通り、各医療機関では万全の体制で全職員が対応できる状況になっていない。これは確かに私ども承知しているところであります。

私どもとしては、一つには、実はわずかではありましたけれども、この土日に関して、発熱の外来が増えるという状況がございましたので、それに私どもの方で医師会にお願いして、開いております夜間急患診療所。こういったところでもわずかではありますが、受け入れる方法として枠を設けて進めきた。いうところはございます。

全体としては、やはり状況がまだ好転しておりませんので、医療機関の逼迫状況はまだまだ続くという、逼迫といいますか、外来対応、発熱外来の対応がまだ苦しい状況が続いているというのはその通りでございます。

記者:

基本的なことで恐縮なんですけど、いただいた資料の「新型コロナワクチン接種について」の表で、4回目の接種率は、65歳以上の方は全員だと思うんですけど、対象者っていうのは、何て言うんすかね、65歳未満の方っていうのは、基礎疾患をお持ちの方、それとも全員を分母にしてるんですか。

保健衛生監:

接種率については、市の人口に対しての接種率であります。そして、実際対象となられてる方は今までちょっと何度か申し上げた、その特定の方60歳以上の方であるとか、基礎疾患お持ちの方、あとは医療従事者。あるいは高齢施設等に勤務されてる職員。こういった方々になります。

記者:

基本的には今回対象になってない方は分母に含まれてるってことですよね、市民全員ということは。

保健衛生監:

はい、おっしゃる通りであります。

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2 いわて雪まつりの中止について

記者:

正式決定には至ってないんですが、いわて雪まつりが、廃止に向けて手続きを今、取られているようですが、それについての市長の所感と、あと、地ならしはもうほとんど済んでいるようなので、もしそうなった場合に、代替のイベントなのかちょっとわかりませんけれども、盛岡市としてご対応考えてられるものあったら教えていただければと思います。

市長:

いわて雪まつりですね、50年以上に渡ってですね、多くの方々に親しんで、楽しんでいただいてきたイベントでありますけれども、最近のこの雪不足とかですね、また、コロナの関係等もありまして、2年連続中止というものになったところでございまして、そういう状況をを考えて、今後中止をするという方向が示されたわけでありますが、ちょっと残念な気持ちもあります。

盛岡市といたしましては、それに冬季間の賑わいを出していくということで、盛岡まちなかイルミネーションプロジェクト事業というものをですね、立ち上げようということで、今準備を進めておるところでございます。

そういう中で、冬の観光という部分も、にぎわいという部分、そういう形で新たな展開をしていきたいと考えております。

記者:

イルミネーション事業ってのは、今までやってた、雪あかりを、こう改めるような形で、それとも全く別のものか。

市長:

それとはまた別に、それに厚みを増すという形でですね、街中にもっと賑わいを出していきたいなと思ってます。態にはございます。

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3 新型コロナウイルス感染者の全数把握の見直しについて

記者:

コロナ感染者の全数把握について、県は先日、全数把握を当面維持して、効率的な方法を来週中にもまとめるというようなお話ありましたけども、市長の受け止めをちょっとお願いいたします。

市長:

8月の24日に岸田総理から新型コロナウイルスの感染者の全数把握について、都道府県の判断で、重症化リスクのある患者などに限定することを可能にするということを示されたわけでありますけれども、実は、中核市市長会においても、全数把握見直しの要望を行ってきたところであり、この点について、方針が示されたことは評価をしたいとは思いますが、しかし、この全数把握は感染動向の把握に加えて、患者一人ひとりの健康状態を把握して、必要な医療に繋げていく重要な機能であり、見直しによる全数把握に代わる感染者の健康管理、治療費の公費負担、宿泊療養の滞在費などの扱いなどが不明瞭であることから、国の動向を注視しながら県の方針のもとに連携を図って参りたいと思っております。

記者:

盛岡市独自で、変更する方針を検討するとか、そういうことはないでしょうか。

市長:

県とか、医師会と、そこは連携しながら取り組んでいきたいと思っております。

記者:

基本的には、県の決定に従っていくということで

市長:

そのような方向になると

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4 パートナーシップ制度について

記者:

先日LGBTの団体の方が、県にパートナーシップ制度の創設などを求めての要望など行っていましたけども、盛岡市でも創設に向けて準備される方針は以前、示されたように聞いてるんですが、市長のお考えを一言いただけますでしょうか。

市長:

議会の方でもですね、何度となく取り上げていただいてることでありますが、どれぐらい市民の皆さん方の理解が進んできているのかとかですね、そういうことを含めて取り組みを進めて参りました。そういうことで、今後検討をしながらですね、どういう対応していくかということ、これ判断していきたいなと思ってます。

記者:

具体的な創設の時期とかは決まってきたんでしょうか。

市長:

まだそこまではいっておりません。

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5 霊感商法について

記者:

全国でも報道されておりますが、旧統一教会の関係でですね、その中でも、その霊感商法について問題があった。あの政府もですね、対策検討組織を立ち上げたんですが、今立ち上げたばっかりという状況ですが、例えば盛岡市の消費生活センターありますけれども、霊感商法のような相談等はですね、今、話題になってから増えたりしているのかどうかということをお聞きしたいのと、あとそういったその霊感商法に対して市長としてはどういうふうな認識を持ってらっしゃるか、大きく2つお尋ねします。

市長:

霊感商法という形でですね、誘導されてですね、高価なものを取得してですね、いくというようなことに繋がっている。ということで大変心痛めている部分があります。ただ実数的な相談件数については、担当が今日はちょっと来てないですけど、どういう問い合わせ状況になっているかですね。

ちょっと把握しかねるところがあります。

後で確認を、担当の方からですね、していただれば。

記者:

仮に政府からですね、地方でもそういった対策の指示等があった場合は、盛岡市もそれに準じて対策をとっていくというような捉え方をしていいものでしょうか。

市長:

それは当然、考えていかないでないことであろうかと思います。

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6 安倍元首相の国葬について

記者:

安倍晋三元総理の国葬が9月27日に行われる予定になっております。政府はこの件に関して、国民に対して弔意は求めないというお話になっております。

先月の元総理の御葬儀の時に教育委員会の方でですね、学校に半旗をというようなのは一部でですねあって、岩手であったのかちょっと確認してないんですが、例えば仙台市等では半旗の掲揚があったということなんですが、今の現状の段階でですね、特に弔意というものを市教育委員会を通じて学校に求めたりというようなお考えが市長にあるかどうか、その点をお尋ねします。

市長:

市としての弔意の表明についてですけれども、報道によれば、地方公共団体などの関係機関に弔意表明の協力要請は国としては行わないということであります。

そういう意味で、市としては現地で弔旗の掲揚とか黙とうを想定しておるところではございません。

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7 市長の任期を振り返っての所感と今後の対応について

記者:

市長選、今月の27日でですね、5期目の任期がちょうど3年終わって残り1年切ったんですが、この5期目を通じてですね、ご自身の取り組みに関しての所感と、あと残り1年どういうふうに対応されていくか教えていただけますか。

市長:

特にこの5期目の中でもいろいろ課題があってですね、盛岡市市政、市の将来展望を見ながらですね、積極的にやはり、地元に定着していけるような形の仕事を作り出していく。

そういうような形でのですね、新たな産業等用地の開発だとかですね。今後もう少し大きめのやつを考えてますけど、そういうことで地元に定着できるような雇用の場の拡大、そういうところもしっかりやんなきゃないということでの取り組みをしてまいりましたし、それからバスセンター始めですね、中心市街地の活性化という取り組みもいたして参りました。

その他にもたくさんの、動物公園なりですね、いろんなものが動いてきております。

ただ、ここにきてちょっとここ2年3年、このコロナ対策ということでですね、これにも万全を期していかなきゃないというところで、盛岡市の場合は中核市ということもあって保健所機能を県内で唯一持ってるということもありまして、かなり忙しい状況が続いているので、全庁的に応援体制をですね、保健所に対して取って参りました。そういうことも踏まえて、これからもまだまだ課題山積でありますので、全力で、これからの期間についてもですね、取り組みを進めていきたいなと思っております。

記者:

その上でですね、今任期満了後の進退に関して、今、市長はどのような考え方を持ってらっしゃるのか、認識でいらっしゃるのかもあわせて教えてください。

市長:

今、とにかく今目の前の対応しなければならない。ここに全力投球しているということでございますので、先のところまでまだ考える余裕もございませんし、後援会の皆さん方となかなかコロナ渦で集まりを開くということも難しい状況でございますので、しかるべき時期にですね、判断して参りたいと思っております。

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8 内丸地区再整備検討懇話会について

記者:

中心地の、市街地の活性化の話もありましたが、先日、内丸プラン、仮称ですが、内丸プランの懇話会が始まったことについてお聞きしたいと思います。先日、3月のビジョン策定から改めて内丸プランという形で検討が本格的に始まるということですが、市長の方から期待感、どういった議論が進むことを期待してるかっていうことがあれば、お伺いしたいと思います。

市長:

市民の皆さん方、また有識者の皆さん方、それぞれの立場、立場の中からですね、市庁舎のあり方、どういう形だったら市役所が使いやすい形になっていくのか、そういうことも含めてですね、いろいろ提言を、ご意見をいただいておるわけであります。

そういうことで、それを積み重ねの中からですね、より良いものが生まれてくる。そのことを大いに期待をいたしたいと思っております。

ただ、エリア的な問題については、まだそこまで踏み込んだ議論になってないようでありますけれども、いずれこの限られたスペースの中で、みんなこの地域のものはほとんど老朽化してる施設が多いわけでありますので、そこをどういうふうに組み立てていくのかということ。盛岡市だけで考えれるものでもありませんので、そこも含めてですね、回を重ねるごとに深まっていくのではないかなと思って期待をしております。

記者:

それに関して、もう一点なんですが、以前、県知事の方から県庁舎の建て替え、県庁の建て替えについても言及があったということで、会見でも話題になっていたと思いますが、その後、具体的に、例えば知事とお話する機会があったのかとか、あとは実務的に協議が進んでいるのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。

市長:

知事と具体にですね、話し合ったことはございませんけれども、担当部とかですね、いろんな方々からのお話聞いていくと、知事の発言は、まずは耐震診断をしっかり行っていくという意味だというふうに解釈をさせていただきました。

まだまだ躯体的にはしっかりしたものであるというような認識は持っておられるようでございますので、ただ、時間が経過してますから、そういう意味で配管だとか、いろんなところの部分的には改修が必要なところもあるのではないかなと想定をされますけれども、建て替えという具体に、認識をあまり持ってないのかなと思ったりも、大改修といいますかですね、そういう部分改修になるのかわかりませんが、まずは耐震診断をしっかりやった上で判断していきたい。というふうに捉えております。

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9 ウクライナ避難者の受け入れについて

記者:

先日ですね、盛岡の方で受け入れていたウクライナの避難親子。ご本人さんたちの希望ということで首都圏にまた再転出というな形になられて、感謝のメッセージというのも公表になったところではあるんですが、市長の今回、避難民に受け入れということをやられたことについての受け止めとですね、あと今後また同様のケースというのは出てくるかと思うんですけども、そういうところに向けてのご所感というのを伺えればと思います。

市長:

ロシアのウクライナ侵攻によってですね、大変、ウクライナの国民の皆さんが大変、ご苦労されているということを連日のように報道されているわけでありますので、そういう中でですね、日本の方に避難をされてきて、そして、なおかつの盛岡との縁のある方が先日ですね、お越しになったわけでありますけれども、市とすれば万全の体制でですね、お迎えをしてですね、盛岡で過ごしていただきたいという思いで取り組んでまいりましたが、しかし、なかなか、この盛岡の中にウクライナの方々が他においでにならないということで、なかなか交流の機会もないということで、やはり首都圏の方におられるウクライナの方々の中で、生活をしていきたいという思いがあったようでございます。

盛岡でもさんさ踊りの方ですね、見ていただいて、いろんなことで盛岡の街というものをそれなりに楽しんでいただいた部分もあったかなと思いますけれども、ご本人ご家族のですね、お子様の将来考えたり、いろんことの中で判断されたことだろうなとは思います。今後も盛岡でご縁があってですね、盛岡でという方がおられれば、それはもう温かくお迎えをしたいなと思っております。

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