栄養だより

広報ID1031410  更新日 令和7年6月1日 印刷 

健康増進課では、栄養に関する情報「栄養だより」を偶数月に発行しています。普段の食生活で気を付けてほしいポイントや、その時期にあった栄養情報をお届けします。ぜひご活用ください。

知って見直す!アルコールと健康リスク【令和7年6・7月号vol.53】

飲酒は健康だけでなく、様々な影響を及ぼします。アルコールのリスクを理解し、どのような影響があるかを知り、健康に配慮した自分に合った飲み方を考えてみましょう。

飲酒がカラダに与える影響(※1)

【のど・食道】食道・咽頭がんなど

【肝臓】脂肪肝・肝硬変・肝臓がんなど

【膵臓】糖尿病・膵炎・膵臓がんなど

【皮膚】色素沈着・早期老化など

【神経・筋肉】大腿骨頭壊死など

【脳・神経】脳出血・脳梗塞・うつ病など

【心疾患系】高血圧・不整脈・心筋梗塞・虚血性心疾患など

【胃・十二腸・小腸・大腸】胃・十二指腸潰瘍・胃がん・大腸がん

【その他】痛風・脂質異常症など

※1)厚生労働省「習慣を変える、未来に備えるあなたが決める、お酒のたしなみ方」より

アルコールの量や頻度を減らすことで、生活習慣病をはじめとする様々な病気を予防することが期待できます!

生活習慣病のリスクを高める1日あたりの平均純アルコール摂取量

男性 40グラム以上

女性 20グラム以上

(厚生労働省:健康に配慮した飲酒に関するガイドライン)

盛岡市では男性の約6人に1人、女性の約7人に1人が生活習慣病のリスクを高める飲酒をしています!(※2)

※2)盛岡市「令和5年度健康づくりに関するアンケート調査」より

純アルコール20グラムの目安量

お酒の種類 度数
日本酒 15% 180ml
ビール 5% 500ml
焼酎 25% 100ml
ウイスキー

43%

60ml
酎ハイ 7% 350ml
ワイン 14% 180ml
要注意!ストロング系のお酒(度数9%)1缶に含まれるアルコール量

350ml⇒25g

1缶飲むと20gを超える

500ml⇒36g

1缶だけでほぼ40gに

あなたの飲酒を見守るアルコールウォッチ

自分が飲んだお酒の種類を選ぶと、簡単に総飲酒量(純アルコール量)とお酒の分解にかかる時間が計測できます。自分の健康を管理するための方法の1つとして活用しましょう。

■依存症の理解を深めるための普及啓発事業特設サイト(厚生労働省)

https://izonsho.mhlw.go.jp/alcoholwacth/

アルコールを多く飲み過ぎないためのコツ

健康を守るためには、飲酒量をゼロにするのが理想的ですが、アルコールを飲む人にとって全く飲まないのは難しいものです。自分に合った方法で飲み過ぎない工夫をすることが大切です。

飲酒前、飲酒中に食事をとる

主食+主菜+副菜とバランスの良い食事を心がけよう

一週間のうち、飲まない日を作る

周囲に減酒していることを伝えるのもGOOD!

飲酒の合間に炭酸水や水を飲む

ノンアルコール飲料なども活用しよう!

小さいグラスを使う

グラスを小さくすることで、一回に飲む量を減らすことも♪

飲酒する量や時間を決める

事前に量や時間を決めることで飲みすぎを防ぐことにつながる

飲酒以外のストレス解消法を見つける

スポーツやドライブなど、他の趣味をみつけてみよう!

添付ファイル

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイトからダウンロード(無料)してください。

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

保健所 健康増進課 地域健康づくり担当
〒020-0884 盛岡市神明町3-29 盛岡市保健所6階
電話番号:019-603-8306 ファクス番号:019-654-5665
保健所 健康増進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。