今日から始める「健口生活」
広報ID1006504 更新日 令和2年12月9日 印刷
口と歯の健康はこんなに大切
- 食べることで健康を維持する
口の健康は、噛む、飲み込むといった食べる動作に大きく影響します。口や歯にトラブルがあると、栄養の偏りや食べる楽しみが減ることに繋がり、心身の健康のバランスを崩す要因になりかねません。 - 病気にかかりにくく、悪化しにくくなる
特に歯周病はさまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。中でも糖尿病への影響は関連性が強いと言われています。 - 社会活動を豊かにする
会話をする際、口は発音に関わるとともに、表情を作りコミュニケーションをとります。また、きれいな歯や歯肉、整った歯並びは、美しい印象を与えます。
歯周疾患のセルフチェック
次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。歯科医療機関への相談をお勧めします。
- 朝起きたときに、口の中がネバネバする。
- 歯みがきのときに出血する。
- 硬いものが噛みにくい。
- 口臭が気になる。
- 歯肉がときどき腫れる。
- 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
- 歯がグラグラする。
「健口」を保つコツ!
肝心かなめ!正しい歯みがき
歯垢(プラーク)をためないことが予防の第一歩!
そのためには、毎食後の歯みがきは欠かせません。中でも、就寝中はだ液の量が減り、細菌の活動が活発になるため、寝る前は特に丁寧に磨きましょう!また、歯ブラシとともに、デンタルフロスなどの歯間清掃用具を活用するとよりきれいに磨けるのでおすすめです。
正しい歯磨きの方法は、「日本歯科医師会ホームページ」「歯とお口の事なら何でもわかるテーマパーク8020」内「歯のみがき方」をご覧ください。
規則正しい生活・バランスのとれた食事
夜更かしなど不規則な生活は、間食が増え、歯みがきも忘れがちになります。また、砂糖・脂肪の摂取が多く、ビタミン・ミネラル、食物繊維が不足しがちな人は歯周病に罹りやすいといわれています。
規則正しい生活、バランスのよい食事は、歯の健康を保つためにも大事なことです。
よく噛んで食べる
「噛むこと」の効果は絶大!歯周病・う歯・口臭予防になるだけでなく、認知症や生活習慣病の予防にも効果的です。
噛み応えのある食材を選ぶ、食材を大きめに切る、1口の量を少なくするなど、「よく噛む」習慣を身につけましょう。
禁煙にチャレンジ!
たばこの煙は歯ぐきの組織を壊したり、血行を悪くして細菌への抵抗力を弱めるため、たばこを吸う人は、歯周病になりやすいことが知られています。また、治療効果も非喫煙者と比べて低いと言われています。
さらに、たばこは、口腔がんを引き起こす一因となったり、歯を失う大きな原因です。
これを機会に、是非一度禁煙にチャレンジしてみましょう!
休養はしっかりとる
疲れやストレスがたまると、免疫力が落ちて病気に対する抵抗力が弱まります。また、だ液の分泌量も低下してしまいます。
ぐっすり眠って疲れをとり、自分なりのリラックス法を見つけましょう。
定期的な歯科健診でチェック
歯の健康を守るためには、毎日のセルフケアだけでは限界があります。半年に一度は定期健診を受け、トラブルを早期に発見できるようにしましょう!
定期健診のメリット
- 歯と口の病気を早期発見、早期治療ができる
- 自分の歯並びや歯ぐきの状態に合った歯みがき方法を指導してもらえる
- 症状がひどくなってから受診するよりも、時間・費用を節約できる
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保健所 健康増進課 地域健康づくり担当
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