暖房器具を使う際は5つの点検で火災を未然に防ぎましょう。(令和6年11月更新)
広報ID1049713 更新日 令和6年11月6日 印刷
寒い季節には欠かせない暖房器具ですが、毎年火災事故を含む多くの事故が発生しています。「去年問題なかったし、今年もきっと使える。」そんな思い込みは事故の元。安全に冬を乗り切るためには、シーズン初めや日々の点検が大切です。
独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]では、暖房器具の事故を防止するために、点検方法や使用方法についてポイントを紹介しています。
2019 年から2023 年までの5 年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1では、主な暖房器具の事故が582 件ありました。そのうち、石油ストーブ・ファンヒーター(以下、石油暖房器具)と電気ストーブ・ファンヒーター(以下、電気暖房器具)の事故が毎年約8 割以上を占めています。
石油暖房器具及び電気暖房器具について、それぞれ以下の5 つの点検を実施し、事故を未然に防ぎましょう。
石油暖房器具の5つの点検
- ほこりがたまっていれば取り除く。
- 対震自動消火装置が正しく作動することを確認する。
- 燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しない。ガソリンを灯油とは別の場所で保管するなど、誤給油を防ぐための対策を徹底する。
- カートリッジタンクの給油口ふたが確実に閉まっていること、漏れがないことを確認する。
- 機器と周囲の壁や可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。
電気暖房器具の5つの点検
- リコール対象品かどうかを確認する。
- 電源コードや電源プラグが変形・破損していないか、コンセントがたこ足配線になっていないかを確認する。
- 機器と周囲の壁や可燃物との距離が十分に確保できていることを確認する。
- 本体に変色や変形等の異常がないかを確認する。
- 転倒時オフ機能が正常に作動するか確認する。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]
このほか、独立行政法人国民生活センターでは石油ファンヒーターの長期使用について、注意を呼びかけています。
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