暖房器具を使う際は5つの点検と注意で火災を未然に防ぎましょう。(令和7年11月更新)

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広報ID1049713  更新日 令和7年11月5日 印刷 

 

 寒い季節には欠かせない暖房器具ですが、毎年多くの火災事故が発生しています。「去年問題なかったし、今年もきっと使える。」そんな思い込みは事故の元。安全に冬を乗り切るためには、シーズン初めや日々の点検が欠かせません。

 独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]では、暖房器具の事故を防止するために、点検方法や使用方法のポイントを紹介しています。

暖房器具から発火した例(再現イメージ)
(再現イメージ)

 2020 年から2024 年までの5 年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※では、主な暖房器具の事故が596 件ありました。そのうち、石油ストーブ・ファンヒーター(以下、石油暖房器具)と電気ストーブ・ファンヒーター(以下、電気暖房器具)の事故が約8 割を占めています。

 石油暖房器具及び電気暖房器具について、次の点検ポイントと注意ポイントを確認し、事故を未然に防いで安全に冬を過ごしましょう。

 

石油暖房器具の4つの点検ポイント

  • ほこりがたまっていれば取り除く。
  • 対震自動消火装置が正しく作動するか確認する。
  • 燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しない。灯油とガソリンは別の場所で保管するなど、誤給油を防ぐための対策を徹底する。
  • カートリッジタンクの給油口ふたが確実に閉まっていること、漏れがないかを確認する。

電気暖房器具の4つの点検ポイント

  • 電源コードや電源プラグが変形・破損していないか、コンセントがたこ足配線になっていないかを確認する。
  • 本体に変色や変形等の異常がないかを確認する。
  • 転倒時オフ機能(転倒時オフスイッチ等)が正常に作動するか確認する。
  • 製品がリコール対象製品ではないか確認する。

暖房器具使用中の注意ポイント

  • 暖房器具と壁や可燃物との距離が十分に確保できているかを確認する(洗濯物は乾かさない)。

 

(※)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。

 引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]

 

 このほか、独立行政法人国民生活センターでは石油ファンヒーターの長期使用について、注意を呼びかけています。

 

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