早めのエアコン試運転で事故と熱中症を防ぎましょう(令和7年6月更新)
広報ID1052501 更新日 令和7年6月2日 印刷
気象庁の予報では、今年の夏(6月から8月)も平年より気温が高くなる見通しとなっています※1。特に夏に気を付けなければいけないのは命にも関わる熱中症です。熱中症対策のひとつとしてエアコンの有効活用があげられますが、エアコンでの製品事故が毎年発生しています。
独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]は、事故の未然防止や肝心な時にエアコンが使用できなくなることがないよう、早めのエアコン試運転をお勧めしています。

NITEに通知があった製品事故情報※2では、2020年度から2024年度までの5年間にルームエアコンの事故は363件ありました。原因として、設置状況の不備や説明書で禁止されている行為などによる「製品に起因しない」事故が多く発生しています。製品の説明書で禁止されている行為をしてしまっていないか、事故を誘発するような危ない使用環境になっていないか、不具合などの事故の予兆がないかなどを改めて確認することが大切です。
なお、エアコンの点検・修理・工事依頼は夏場に集中します。早めにお持ちのエアコンが正常に動作することを確認し、不具合が見つかれば必要に応じた修理などを済ませておきましょう。エアコンを有効に活用することで熱中症のリスクを低減し、安全で快適な夏を迎えましょう。
エアコン試運転前及び試運転時の確認ポイント
- 延長コード等を介さず、電源プラグは専用コンセントに差しているか
- 電源プラグや室内機のフィルターにほこりがたまっていないか
- 室外機の上や前後など周辺に物を置いていないか、ドレンホースの排出口がふさがれていないか
- 冷房運転をして冷風が出るか、異常が生じないか
(※1)気象庁の5月20日発表時点。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。また、本資料では、調査の結果、外部からの延焼が原因であり明らかに製品事故ではないと最終判断された情報も含みます。
引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]
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