「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意!(令和6年7月更新)

Xでポスト
フェイスブックでシェア

広報ID1048502  更新日 令和6年7月16日 印刷 

 近年、繰り返し充電して使用できる「リチウムイオン電池搭載製品」は、私たちの生活に欠かせないものとして普及が進んでいます。その一方で、安価で入手しやすい「非純正バッテリー」で火災を伴う事故が多く発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]は、「非純正バッテリー」に潜むリスクを伝え、注意喚起します。

電動アシスト自転車用非純正バッテリーから発火する様子
電動アシスト自転車用非純正バッテリーから発火する様子
(再現イメージ映像。実際の事故とは関係ありません。)

 2014年から2023年までの10年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1では、「非純正バッテリーによる事故※2」は235件ありました。事故のほとんどが火災事故(235件中227件)に発展し、中には建物が全焼する事故も発生しています。

 バッテリーには可燃性の電解液が含まれており、一度発火すると大きな火災に発展するおそれがあります。事故のリスクを減らすには、安全保護装置の適切な設計や品質管理等が不可欠ですが、非純正バッテリーの中には、安全対策や品質管理が不十分で事故のリスクが高いものがあります。また、事故発生後に事業者の補償を受けられない、事業者と連絡が取れないなどの事態も発生しています。

 非純正バッテリーは純正品に比べて“低価格”のものも多いですが、これらの中には、次のような“高リスク”のものが潜んでいることを認識しましょう。

  • 設計に問題があり、異常発生時に安全保護装置が作動しない場合がある。
  • 品質管理が不十分で、通常の使用であっても事故に至る場合がある。
  • 事故が発生した際に、事業者の対応や補償を受けられない場合がある。

(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。

(※2)非純正バッテリーの関与が確認されたものだけでなく、状況証拠から関与が疑われるものも含みます。

 

引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

市民部 消費生活センター
〒020-8530 盛岡市内丸3-46 盛岡市役所内丸分庁舎4階
電話番号:019-604-3301 ファクス番号:019-624-4123
市民部 消費生活センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
(電子メールなどでの消費生活相談は受けていません。相談専用電話:019-624-4111へ相談ください)