ガストーチに新たな規制が開始されます(令和7年3月更新)
広報ID1050524 更新日 令和7年3月4日 印刷
調理やアウトドアで便利なガストーチ(ガスバーナー)ですが、粗悪な製品(主に海外製)での事故が多く発生しています。このような事故を防ぐため、2025(令和7)年2月6日から新たにガストーチが「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」の規制対象となりました。しかし、すでに購入済みの製品や、1年間の経過措置期間中に流通している製品の中には、安全性が劣っているおそれのある製品も存在していることから、引き続き事故の発生が懸念されます。
独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]はガストーチの安全な使用方法について注意喚起を行います。
NITEに通知があった製品事故情報(※1)では、2019年度から2023年度までの5年間にガストーチの事故(※2)は129件ありました。そのうち、製品の不具合が関係する事故が7割(調査中の案件を除く)となっており、特に海外製のガストーチで製品不具合による事故が多く発生しています。
手軽に使うことができ便利なガストーチですが、やけどを負ったり火災になったりする危険性がありますので、「購入時」及び「使用時」の気を付けるポイントを確認し、事故を未然に防ぎましょう。
ガストーチ購入時の気を付けるポイント
- PSLPGマークの表示があるか確認する。

- 信頼できるメーカー・販売元かどうか確認する。(国内の連絡先が明記されているか、装着するカセットボンベ等が指定されているか、理解できる取扱説明書があるかなど)
ガストーチ使用時の気を付けるポイント
- カセットボンベ等に装着する前に製品の点検を行い、装着後に異音や異臭などの異常がないか確認する。
- 点火はカセットボンベ等を立てた状態で行う。大きく傾けて異常燃焼が生じた場合、直ちに立てた状態に戻す。カセットボンベを逆さに向けたり、大きく傾けたりすると、気化していない液体燃料がガストーチに流れ込み、そこに火がつくと、不完全燃焼を起こし、大きく燃え上がってしまう恐れがあります。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。
(※2)ガストーチが取り付けられたカセットボンベ(CB缶)やアウトドアボンベ(OD缶)で発生した事故も含みます。
引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]
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