「電子レンジ」や「IHこんろ」等の調理家電の事故を防ぐポイント(令和7年9月更新)

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広報ID1054371  更新日 令和7年9月26日 印刷 

 食欲の秋が到来しました。調理家電は火を使わないため安心と思われがちですが、使用者の誤使用・不注意から火災などの重大な事故も発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]は、「調理家電の事故」を防ぐために注意喚起を行っています。

アルミホイルに包んださつまいもをレンジ加熱して発火
アルミホイルに包んださつまいもをレンジ加熱して発火
(再現イメージ。実際の事故とは関係ありません。)
ラジエントヒーターの上に置かれた可燃物が発火
ラジエントヒーターの上に置かれた可燃物が発火
(再現イメージ。実際の事故とは関係ありません。)

 NITEに通知された製品事故情報※1のうち、2020年から2024年までの5年間に発生した調理家電の事故は合計515件ありました。製品別では「電子レンジ」、「IHこんろ」が多く、原因別では使用者の誤使用・不注意が関係しているものが約4割と最も多くなっています。

 調理家電は、「電子レンジ」におけるレンジモードとオーブン・グリルモード、「IHこんろ」におけるIHヒーター(磁力により加熱)とラジエントヒーター(電熱線により加熱)など、複数の加熱方式を備えた多機能な製品があります。しかし、それぞれの機能がどのような仕組みで加熱を行っているのかを理解しないまま使用したり、モード選択やタイマー設定のボタンを押し間違えたりすると、事故につながるおそれがあります。

 『面倒だから・・・』といって注意事項を読むことをキャンセルしないでください。安全に美味しく調理するために、取扱説明書の確認を習慣化しましょう。

調理家電の事故を防ぐために気を付けるポイント

  • 加熱の仕組みを理解した上で使用する。
     電子レンジは電磁波の力を利用して食品を温めますが、アルミホイルなどの金属は電磁波が当たるとスパーク(火花が発生)し、火災につながるおそれがあります。
  • 取扱説明書や商品パッケージに記載の注意事項を守る。
     モード選択やタイマー設定が正しいか確認する。
  • こまめに掃除し、熱くなる場所には調理器具以外の物を置かない。

 

(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。

引用元:独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]

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〒020-8530 盛岡市内丸3-46 盛岡市役所内丸分庁舎4階
電話番号:019-604-3301 ファクス番号:019-624-4123
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(電子メールなどでの消費生活相談は受けていません。相談専用電話:019-624-4111へ相談ください)