新市庁舎整備に関する取り組み
広報ID1039658 更新日 令和6年9月25日 印刷
トピックス
新市庁舎整備に関する最新の状況等についてお知らせします。
新市庁舎整備の必要性
現在の本庁舎本館は、昭和37年の竣工から60年以上が経過し、平成25年までに耐震補強や主要設備の改修工事を実施したものの、老朽化や狭あい、洪水浸水への対応など多くの問題を抱えている状況です。また、行政機能の拡大に伴い、若園町分庁舎等の各分庁舎や本庁舎別館を整備したほか、平成4年の旧都南村及び平成18年の旧玉山村との合併の際に、それぞれの役場庁舎を分庁舎として引き継ぎ、地域の行政サービスを維持してきましたが、一方で庁舎の分散が生じ、市民や職員の利便性に課題が生じました。
このような現市庁舎の課題に加え、人口減少や職員の働き方の変化、デジタル技術の進展など、今後、社会や市庁舎のあり方が大きく変わることが想定され、市庁舎に求められる新しい機能や役割の実現に向けても、新市庁舎の整備が必要な状況です。
【現市庁舎一覧】
新市庁舎整備基本構想(案)について
新市庁舎整備の基本理念や想定される機能・規模、整備エリアなど、整備の基本的な方向を示す「盛岡市新市庁舎整備基本構想」(以下「基本構想」という。)の策定に取り組んでいます。
新市庁舎整備については、これまで市民の皆さんに参画いただきながら検討を進めてきましたが、令和6年8月1日に、市の附属機関である「新市庁舎整備審議会」から答申を受け、これを踏まえて基本構想(案)を作成しました。
今後の予定
基本構想策定後、用地確保までの期間を5年と想定し、用地確保から10年後の令和21年度の供用開始を目指します。※事業の進捗状況等に応じて柔軟に対応していきます。
【想定整備スケジュール】
現市庁舎は新庁舎への機能移転まで必要な維持管理を行いつつ、移転後の建物及び敷地について、有効な活用方法を検討していきます。
これまでの検討経過
新市庁舎のあり方については、市民の皆さんや有識者等の意見を伺いながら検討を進めてきました。
時 期 |
概 要 |
---|---|
平成18年7月 |
「庁舎構想検討会議」設置 平成22年1月までに9回の会議を開催し、本庁舎本館の耐震補強のほか新市庁舎建設に係る各種情報交換を行った。 |
平成22~25年 |
本庁舎本館の耐震補強改修工事 平成19年の耐震診断結果に基づき、耐震補強改修工事を行った。 |
平成23年4月 |
「市庁舎整備基金」設置 以降、整備資金を積み立てている。(令和5年度末残高28億円) |
平成30年11月 |
「新庁舎建設検討に係る職員ワーキンググループ」設置 庁内若手職員により提案書を作成、令和2年2月に報告した。 |
令和2年8月 |
「新市庁舎構想検討会議」設置 関係各部署の意見等の交換、協議、全体調整を行っており、現在も継続中。 |
令和4年2月 | 本庁舎等の現状や課題、新市庁舎整備の方向性等を報告書として提出した。 |
令和4年7月 |
ワークショップ形式で全6回を開催し、成果を報告会として開催した。 全5回開催し、市民会議の意見を参考にしながら、意見交換を行った。 |
令和5年2月 | 今後の整備の検討を進める上での方向性などを示した意見書が提出された。 |
令和5年4月 |
「新市庁舎整備審議会」設置 学識経験者などから構成される審議会を設置し、新市庁舎整備基本構想について諮問。令和6年7月までに12回開催し、令和6年8月に答申された。 |
令和5年11月 |
「新市庁舎整備に関する市民説明会」開催(全4回) 多くの市民意見を反映した基本構想とするため、市民説明会を開催した。 |
引き続き、市民の皆さんの意見を伺いながら、より良い市庁舎の整備に向けて取り組んでまいります。
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