知っていますか?たばこの害

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広報ID1006498  更新日 令和4年10月12日 印刷 

 たばこの煙は、約5300種類の化学物質を含み、そのうち発がん性のある化学物質は約70種類に上ります。

たばこは、吸う人にも、周りの人にも「害」がいっぱい

たばこを吸うとニコチンの作用により、インスリンの効き具合や働きが低下します。これは、高血圧、高血糖、HDL(善玉)コレステロールの減少、中性脂肪の増加、LDL(悪玉)コレステロールの増加を引き起こします。その結果、動脈硬化がすすみ、脳卒中や虚血性心疾患のリスクを上昇させます。

たばこの3大有害物質

ニコチン

依存症の元凶です。脳に作用し、強い心理的欲求と渇望(精神依存)をもたらします。効果が切れると、不快感、抑うつ気分、不眠、イライラなどの離脱症状が出ます。また、抹消の血管が収縮することで、血圧の上昇や心臓への負担が起こり、血管の老化にもつながります。

一酸化炭素

動脈硬化や心臓病の原因になります。血液中に酸素が十分運ばれず、体が酸欠状態となり、血管や心臓への負担が大きくなります。

タール

発がん物質を大量に含んでいます。肺やのど、気管などのがんの原因になります。

たばこに隠された真実

たばこをすうと集中力がアップするってホント?

実は、たばこを吸うと脳の血流は低下し、その結果として脳全体の活動は低下していきます。たばこを吸ったときに頭がスッキリするのは、まさしくニコチン依存の証。たばこなしでは物事に集中できなくなっているのです。

深く吸い込まなければ平気なの?

吸い込んだ空気を肺に入れることなく、口から吐き出すのは至難の業。実際には、煙は肺に到達し、ニコチンはわずかながら口の粘膜からも吸収されます。また、たばこの成分は唾液に溶けて胃に運ばれ、口唇や下には直接たばこが触れるので無害というわけにはいきません。

低ニコチン・低タールだったら大丈夫なの?

ニコチン依存度の高い喫煙者は、体内に一定のニコチン量が入らないと満足できません。つまり、低ニコチンのたばこでは、煙を吸い込む回数が増えたり、吸い込みが深くなったり、さらに本数までも増えていき、結果的に有害となるのです。

それでもあなたは、たばこを吸い続けますか?改めて、禁煙を考えてみませんか?
禁煙は、あなたにも必ずできます!!

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