公園の安全な遊び方

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広報ID1010501  更新日 平成28年8月21日 印刷 

公園で楽しく安全に遊ぼう

  • 子どもは遊びのなかから危険について学び、より大きな危険を避ける能力を身につけます。
  • 事故を恐れるあまり、遊びの楽しさに必要なリスク(障がい)まで除去すれば、遊具も遊び場も魅力を失い、子どもは遊び場で遊ばなくなります。
  • 危険を強調しすぎて、子どもから「遊びの楽しみ」を奪わないように、子どもに安全な遊び方を教えていく必要があります。
  • 子どもは遊びに関する好奇心は旺盛ですが、体格・体力が伴わず、危険を避ける判断力も不足していることから、大人の想像をこえた行動に走り、大きな事故を引き起こすことがあります。
  • 公園の遊び場では、乳児はもちろん幼児にも保護者が同伴することをお願いします。
  • 「目が届く位置」「声が届く位置」「手が届く位置」で、子どもをよく見守りながら年齢に適した遊具を使って遊ばせてください。
  • 盛岡市は、遊具の安全点検・修理を実施していますが、遊具の故障個所を発見するなど、気付いた点がありましたら、公園みどり課へお知らせください。
  • ここでは、一般社団法人日本公園施設業協会が2014年(平成26年)6月に策定した「遊具の安全に関する規準」をもとに、公園の安全な遊び方をわかりやすく紹介します。

頭・首・指にご用心

  • 遊具にかかわる事故で最も件数の多いのは、落下に起因する事故で、頭部への衝撃は重大な事故につながります。高いところで遊ぶときや、高いところから降りるときは、不用意に飛び降りないように注意してください。
  • 首は身体の中でも弱い部位で、首を締め付ける事故は命にかかわります。遊ぶ服装への注意はもとより、遊具の部分にわざと首をはさんだり、持ち込んだロープやなわとびを首にからませたりすることはやめましょう。
  • 手や足の指をはさんだりしないように注意して遊んでください。

遊ぶ前に

引っかかったり、脱げやすい服装ではなく、遊びやすい衣服を身に着けましょう。

 寒い季節になると、手袋やマフラーなどを着用する機会が多くなりますが、引っ掛かったり、絡まったり、脱げやすい服や靴はとても危険です。公園で遊ぶときは服装に気を付け安全に遊びましょう。

  • 上着の前を開けたまま遊ばないようにしましょう。
  • パーカーなど、首の周りにヒモのついた衣服はなるべく身に付けないようにしましょう。
  • ひもつきの服、ひもつきの手ぶくろ、マフラー、カバン、水筒、ランドセルは身につけないようにしましょう。
  • 脱げにくい靴をはいて、靴ひもはしっかり結んでおくようにしましょう。

どこで・だれと・何時まで遊ぶかを保護者に知らせましょう。

遊ぶときは

  • 雨にぬれた遊具はすべりやすいので注意しましょう。
  • 熱中症に注意しましょう。
  • 雷がなったら、外で遊ばないようにしましょう。
  • 日照により遊具が高温になることがありますので、注意しましょう。
  • 体調が悪いときは、無理に遊ばないようにしましょう。
  • 知らない人には、ついていかないようにしましょう。
  • 道路に飛びだして、事故にあわないように注意しましょう。

遊び場では

なかよく遊びましょう。

  • 一緒に遊ぶ相手の気持ちも考えながら、なかよく遊びましょう。
  • 遊具で遊ぶときは順番を守りましょう。
  • 前の人を押しのけたり、突き飛ばしたりしないようにしましょう。

危ない遊具では遊ばないようにしましょう。

  • 年齢にふさわしくない遊具で遊ばないようにしましょう。
  • 壊れている遊具、修理中の遊具、使用禁止の表示のある遊具では遊ばないようにしましょう。

遊具と遊び場を大切にしましょう。

  • 遊び場を壊さないように注意しましょう。
  • 遊び場を汚さないようにしましょう。
  • ガラスのビン、金属やロープは片付けるようにしましょう。

一般的な遊具での注意事項

ブランコ

  • 両手でチェーン等をにぎるようにしましょう。
  • となり同士で手をつながないようにしましょう。
  • 遊んでいるブランコに近づかないようにしましょう。
  • 飛び降りないようにしましょう。
  • 立ってこがないようにしましょう。

シーソー

  • 自分の動きを伝え、相手の動きを確かめながら遊びましょう。
  • 取っ手につかまりバランスを保って遊びましょう。
  • 勝手に飛び降りないようにしましょう。
  • おたがいに協力して遊びましょう。

滑り台

  • 階段から手すりにつかまって登るようにしましょう。
  • 一人ずつ、座ってからすべるようにしましょう。
  • 降りたら次の人のために、降り口から離れましょう。
  • すべり面からは登らないようにしましょう。
  • 踊り場でふざけないようにしましょう。

ジャングルジム・その他の遊具

  • 両手を使って登り降りするようにしましょう。

事故が起きたら

事故が起きたら、すぐに助けをもとめましょう。

  • 近くにいる大人に助けをもとめましょう。
  • 近くの家に行って、助けをもとめましょう。
  • 緊急の連絡先が表示してある場合は、その連絡先に連絡しましょう。
  • 119番に電話して、事故の状況を伝えましょう。

けがをした人には

  • けが人をなるべく動かさないようにしましょう。
  • ぶつけたところは水で冷やしましょう。
  • 血が出ている場合は、布でおさえるか、本人の手で押さえるようにしましょう。
  • 大量に血が出ていたら、傷口の少し上部をしばり、血を止めるようにしましょう。

連絡先一覧

  • 救急車119番
  • 警察署110番
  • 盛岡中央消防署
    電話:019-622-0119、所在地:内丸8-5
  • 盛岡東警察署
    電話:019-606-0110、所在地:内丸3-40
  • 盛岡西警察署
    電話:019-645-0110、所在地:青山三丁目37-1
  • 見前幹部交番
    電話:019-638-0449、所在地:津志田14地割37-3
  • 盛岡市役所公園みどり課
    電話:019-639-9057(直通)、所在地:盛岡市津志田14-37-2 盛岡市役所都南分庁舎2階

遊び場チェックリスト

遊びの事故防止のための診断項目とチェックポイントを紹介しますので、ご活用ください。

もし、重大な不具合などがあった場合は、公園みどり課へお知らせください。

チェックリストは「みらい子育てネット全国地域活動連絡協議会発行」の「遊び場事故防止活動マニュアル」を参考にして作成したものです。

遊び場チェックリスト
分類 診断項目 チェックポイント
基礎診断 尖端(せんたん)、角、縁 鋭利な尖端(せんたん)、角、縁がある。
基礎診断 突起、ひっかかり 突起やひっかかりがある。
基礎診断 挟み込み 挟み込まれるような開口部がある。
基礎診断 遊具基礎 遊具の基礎が露出している。
基礎診断 設置面 転落の可能性のある設置面が硬い。
基礎診断 遊具選定 監督者不在の遊び場にふさわしくない。
基礎診断 遊具配置 事故を誘発するような遊具の配置になっている。
利用診断 異物 ロープやチェーンなどの異物が放置されている。
利用診断 服装、持ち物 カバン、マフラーを身につけたまま遊んでいる。
利用診断 保護者、監督者 幼児に適切な監督がなされていない。
利用診断 対象年齢 遊具の利用対象年齢にあわない遊具で遊んでいる。
利用診断 周囲環境 飛び出しや周辺から見えにくい状況がある。
劣化診断 腐食、損傷、磨耗 腐れ、ひび、砕けなどの遊具の劣化、着地部の窪み。
劣化診断 欠落、欠損、消失 遊具の一部のネジが取れる、消失、緩み。
劣化診断 汚損 ガラス、ゴミが散乱し、落書き、破壊されている。

パンフレット「公園で楽しく遊ぶためには」の活用

盛岡市役所公園みどり課では、公園での安全な遊び啓発のためにパンフレットを作成いたしました。

おおむね、3歳から6歳くらいまでの子供向けの内容になっておりますので、ぜひご活用ください。

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部 公園みどり課
〒020-8532 盛岡市津志田14-37-2 盛岡市役所都南分庁舎2階
電話番号:019-639-9057 ファクス番号:019-637-1919
都市整備部 公園みどり課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。