「大慈清水・青龍水」と「中津川綱取ダム下流」が平成の名水百選に選定

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広報ID1009754  更新日 平成28年8月21日 印刷 

環境省は、2008年(平成20年)7月に環境問題が主要議題の1つとして開催されることが予定されている北海道洞爺湖サミットにちなみ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、1985年(昭和60年)に選定した「名水百選」に加え、新たな名水「平成の名水百選」を選定しました。

選定された盛岡の名水

大慈清水・青龍水(だいじしみず・せいりゅうすい)

大慈清水・青龍水の井戸の写真

この2つの清水は、盛岡の古い街なみが残されている「鉈屋町」にあります。そのかいわいには、水の恵みを受けて製造をしている造り酒屋や、豆腐屋、こんにゃく屋、麹屋、蕎麦屋なども多く存在しています。

大慈清水と青龍水は藩政時代から利用されているとのことで、1875年(明治8年)の寄進者名簿も残されています。その後、大慈清水は1927年(昭和2年)、青龍水は1932年(昭和7年)に利用者が組合を作り整備されました。飲料水・生活用水として活用するために井戸周辺の住民による用水組合が定期的に井戸の清掃・管理を行なっており、清潔が保たれています。

ここで水を利用するにあたっては、吐水井から順に一番井戸は飲み水、二番井戸は米磨ぎ水、三番井戸は洗い物、四番井戸は足洗いと井戸の用途が定められています。市水道が整備された現在でも、天然の地下水を求める多くの市民に利用され賑わいを見せています。さらに、この地域は盛岡町家などの歴史的街並みの保存活用が市民協働で進んでおり、まちなみブランドと水の恵みブランドの相乗効果で、この地域の魅力づくりが一層進むものと期待されます。

(注)大慈清水・青龍水は地元の皆さんの生活用水です。利用の際には、ルールを守るようにお願いします。

中津川綱取ダム下流(なかつがわつなとりだむかりゅう)

中津川の写真

中津川は、県庁所在都市の中心部を流れる河川でありながら、きわめて美しい景観と豊かな自然環境を有した「盛岡ブランド」として市民の自慢の川となっています。

秋には北上川を約200キロメートル遡上してきた鮭の産卵シーンに、冬には白鳥が飛来する姿に触れることができます。親水性も高く、川の中で水遊びを楽しむ子どもたちの姿が、中核都市の真ん中でごく普通に見られるというのは、全国でも大変珍しいものです。河川敷には自然散策路が整備され、気軽に歩いて楽しむことができるようになっています。さらに、階段や斜路が随所に設置され、車いすでの散策もできます。

市民の多くがこの川を愛し、保全・活用の活動が市民主体で数多く展開されています。盛岡市はここを都市景観形成重点地区に指定して景観を保全し、また、上流部の森林を涵養林として取得し、水量の安定と水質の保全を図っています。

中津川にかかわる伝統的なイベントに、毎年6月の第2土曜日の「チャグチャグ馬コ」があります。これは約100頭の着飾った馬たちが滝沢市の蒼前神社から盛岡八幡宮まで練り歩くもので、道中、中津川で河川敷に降り、馬を休憩させるシーンが見られます。今回の選定で、この中津川が市民にとってかけがえのない財産であることが確認されました。今後の中津川の保全活用が大きく進むことが期待されます。

盛岡市長のコメント

このたび「平成の名水百選に」盛岡市から2件も選定されました。このことは盛岡にとって誇りであり、大きな喜びです。水質、周辺環境の良さはもちろんのこと、親水性や水利用の歴史性、そしてなにより市民の皆さまの保全・活用活動が認められた結果であると思います。盛岡ブランドのひとつ「水の恵み」を大切に守り、伝え続ける市民の皆さまの活動が高く評価されたものと確信しています。

暮らし文化を伝える盛岡ブランドの推進にとって大きな弾みになるものと期待し、今後とも市民の皆さまとともに、これらの名水を守り後世に伝えていきたいと思います。

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