臨時記者会見(令和5年2月9日)

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広報ID1041941  更新日 令和5年5月17日 印刷 

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1 令和5年度予算の概要について

市長:

令和5年度一般会計予算の総額は、1千218億7,000万円としたところであり、令和4年度の当初予算と比較いたしまして、57億5,000万円、4.5パーセント減でありますが、令和4年度に次いで2番目の予算規模となっておるところでございます。

令和5年度の予算編成におきましては、政府により新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が5類とされるなど、社会・経済活動が大きく転換点を迎えております。そのような中にあって、厳しい財政見通しを踏まえて、国や県の補助金、地方交付税措置のある地方債などの特定財源の有効活用に留意しながら、市民生活への支援の充実・向上を図るとともに、将来に向けたまちづくりが停滞しないよう、必要な施設の改修・修繕を計画的に進め、総合計画の各種施策の推進に努めたところであります。

特にも、ニューヨーク・タイムズの「2023年に行くべき52カ所」に盛岡が世界で2番目に選ばれたことは、本市が目指すまちの将来像である「ひと・まち・未来が輝き 世界につながるまち盛岡」につながるものであり、今日(こんにち)まで先人の礎(いしずえ)を大切に受け継ぎ、発展してきた魅力を持続・発信していくため、2つの戦略プロジェクトを中心に、次の5つの視点から、予算の重点配分を行ったところであります。

1点目は、妊娠届出時から出産までの伴走型相談支援・経済的支援の実施と合わせて、乳幼児から中学生までを対象としていた医療費給付を高校生等まで拡大するとともに、第2子以降の子どもの保育料の一律無償化、児童センターや保育所、放課後児童クラブの整備、子どもと地域のコミュニティの場である子ども食堂の拡充など、若い世代や子育て世代に関する施策を充実することであります。

2点目が、盛岡南公園周辺の盛岡南地区物流拠点整備に係る都市計画道路の詳細設計の実施により、市の産業の基盤となる物流機能を強化し、産業全般への波及効果の契機とするとともに、新規就農者の育成やスマート農業の導入、市産材の普及促進、若手社会人に向けての研修会の開催などにより、産業の振興や魅力の向上、働く場の創出に取り組み、若者の地元定着を推進することであります。

3点目が、中央消防署中野出張所庁舎の建設と高規格救急車の導入、いわて盛岡ボールパーク備蓄倉庫の整備、盛土規制区域指定の基礎調査などの防災・災害対策を進めるほか、お昼寝中の保育児童の見守り機器の導入、犯罪被害者等の方への支援体制の構築に取り組むなど、市民の安全・安心な暮らしを確保することであります。

4点目が、文京区との友好都市提携5周年事業である盛岡文士劇東京公演、地場・伝統産業の物産展、盛岡国際俳句大会の開催、盛岡城跡公園、玉山歴史民俗資料館・石川啄木記念館や市立図書館の改修、自然環境及び歴史的環境の保全計画策定調査など、盛岡の風土と歴史から盛岡の価値や魅力を再発見し、市民の誇りや、シビックプライドに結び付けることであります。

そして、5点目が、いわて盛岡ボールパークのオープンや動物公園のリニューアルオープン、カナダ・ビクトリア市と台湾・花蓮市との国際交流、東京都文京区との友好都市提携5周年事業、移住・定住・交流人口対策の推進、地域の交流拠点である地区公民館や活動センター改修事業など、交流機会の創出による賑わいと活気にあふれるまちをつくることであります。

以上のことを踏まえまして、令和5年度の一般会計予算につきましては、「次世代を育み 生活・文化・歴史がつなぐもりおかの魅力発信予算」と名付けたところであります。

戦略プロジェクトにつきましては、部局を横断して、戦略的に施策を展開するものであり、重点的に取り組むことといたしました、令和5年度に2年目を迎える、2つの戦略プロジェクトについて、ご説明いたします。

第1に、「未来のもりおかを創る若者・しごと応援プロジェクト」であります。AI(エーアイ)・IoT(アイオーティー)等の新技術を活用した、若者をひきつける魅力的な働く場の創出や地元企業の認知度向上などにより、若者の本市への就職を促進するととともに、ICTを活用した働き方改革支援やSNSによる子育て情報の発信など、安心して子どもを産み育て、仕事と子育てがしやすい環境を整備するなどの各種の施策の実施することにより、若者・女性の地元定着と活躍により持続可能で活力のあるまちづくりを目指すものであります。

全ての妊婦や子育て家庭が安心して出産・子育てを目的として、伴走型相談支援と経済的支援を一体化した出産・子育て応援交付金等事業など新規事業3事業、産業全般の活性化と企業誘致による雇用の創出を目的とした盛岡南地区物流拠点整備事業、成長分野の企業集積を図るため、高度人材の地元定着に取り組む成長分野拠点形成支援事業などの拡充事業6事業を含め、合わせて52事業、17億5千300万円を計上したところであります。

第2に、「回復から成長へ!まちなか交流・にぎわいプロジェクト」であります。このプロジェクトは、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響を受けた商業、観光業等の活性化を図るため、観光プロモーションの強化や芸術や文化、スポーツ等を通じて人々の交流を促進し、関係人口・交流人口の拡大を図るほか、デジタル技術等を活用した観光需要の創出、商店街の活性化支援や交通の利便性の向上により、観光客や市民など多くの人々が行き交(か)う、賑わいと活気にあふれるまちを目指すものであります。

商店街の集客力向上、賑わいの創出や中心市街地の活性化に資するため、AI(エーアイ)を活用した人の通行量や移動などの人流データの分析や運用の支援等を行うタウンマネージメント機関支援事業やイベント企画等を支援する地域おこし協力隊活用事業の新規事業2事業、盛岡の魅力の発信に結びつける盛岡国際俳句大会や旧ななっく跡地の地域の賑わいの創出や土地の有効活用等へ再開発の事業費の一部を支援する中ノ橋通一丁目地区市街地再開発事業の拡充事業2事業を含め、合わせて37事業、15億6千700万円を計上しているところであります。

財政部長:

資料1の補足説明をいたします。1ページをご覧願います。

一般会計につきましては、市長が説明したとおりであります。

次に、特別会計のうち、主なものといたしまして、上から5番目の、介護保険費特別会計では、地域密着型介護サービス給付費の増などから、1億6千178万2千円、0.6パーセントの増と、その1つ下の、後期高齢者医療費特別会計では、後期高齢者医療広域連合納付金の増加などから、5千836万7千円、1.6パーセントの増と、また、その2つ下の、新産業等用地整備事業費特別会計では、第二事業区の用地整備事業の増などから、2億5千722万円、75.2パーセントの増となっております。

その結果、特別会計の計では、令和4年度の当初予算と比較いたしまして、1.1パーセントの増となり、一般会計と特別会計を合わせた総合計では、51億3千190万2千円、2.8パーセントの減となったところであります。

次に、水道事業、下水道事業及び病院事業の各企業会計ですが、収益的支出と資本的支出を合わせた支出の計で、それぞれ、水道事業会計では、7.0パーセントの減、下水道事業会計では、2.6パーセントの増、病院事業会計では、2.3パーセントの減となったところでございます。

次に、2ページをお開き願います。一般会計予算総括表の歳入です。

第1款市税につきましては、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつあり、緩やかな持ち直しが続いておりますものの、法人市民税の回復に遅れが見込まれることから、市税全体では、令和4年度と比較して、1億8千37万円、0.4パーセントの減と見込んだところです。

第2款地方譲与税から第11款地方特例交付金までにつきましては、国の地方財政計画等の見通しにより見込んだところです。

第12款地方交付税につきましては、令和4年度の決算見込額などを基に、国の地方財政計画の伸び率、市税や各種交付金、譲与税などの状況を勘案して、5.3パーセントの増と見込んだところです。

第16款国庫支出金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の減などにより、8.0パーセントの減と見込んだところです。

第17款県支出金につきましては、盛岡南公園野球場整備事業費県負担金の減などにより、10.9パーセントの減と見込んだところです。

第20款繰入金につきましては、公共施設等整備基金からの取崩しを、9億6千226万8千円、財政調整基金からの取崩しを、18億961万1千円とし、8.7パーセントの減としたところです。

なお、これによりまして、財政調整基金の令和5年度末残高は、約51億4千万円となる見込みであります。

第23款市債につきましては、学校給食センターや盛岡南公園野球場整備事業終了による市債の減のほか、臨時財政対策債の減により、24.4パーセントの減と見込んだところです。

なお、歳入に占める市債発行額の割合は、臨時財政対策債を除いて一般会計予算総額の7.9パーセントとしたところであり、プライマリーバランスは、4年ぶりに黒字となる見通しであります。

また、一般会計における令和5年度末の市債残高見込みは、1千415億2千455万2千円となり、市民一人当たりでは、約50万1千円の見込みとなるものです。

次に、3ページをご覧願います。一般会計の目的別歳出です。

第2款総務費につきましては、盛岡南公園野球場整備事業、太田地区活動センター外2施設複合化・大規模改修事業の減額などによって、47億4千401万1千円、31.1パーセントの減となっております。

第3款民生費につきましては、認定こども園等運営費給付事業、訓練等給付事業、高校生等医療費給付事業などによって、6億2千18万5千円、1.2パーセントの増となっております。

第4款衛生費につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業、感染症予防事業の減額などによって、5億1千571万8千円、4.7パーセントの減となっております。

第8款土木費につきましては、都南中央第三地区土地区画整理事業、道明地区土地区画整理事業の、事業進捗に伴う減額などによって、12億5千179万5千円、7.3パーセントの減となっております。

第10款教育費につきましては、玉山歴史民俗資料館・石川啄木記念館整備事業、小中学校の校舎安全対策改修事業、図書館大規模改修事業などによって、1億3千239万9千円、1.2パーセントの増となっております。

次に、4ページには、性質別歳出、5ページには、主な財政指標、6ページには、一般会計歳入歳出比較グラフを示しておりますが、説明は省略いたします。

記者:

しっかりした予算組みだと思いますので、市長、任期は夏ぐらいまでかと思いましたが、この予算執行するためには次の任期もやられる意欲が十分あるのかなと感じたんですが、そこらへんいかがでしょうか。

市長:

まだ、その件についてはですね、まだいろいろ相談もしなければなりませんし、手続き的に後援会の皆さんとかね、いろいろ相談もしなきゃないことがございますので、方向についてはまだはっきり申し上げる段階ではないわけですが。ただ、いずれ切れ目のない形でですね、やるべきことをしっかりやっていくという気持ちで予算組みをさせていただいたということでございます。

記者:

ボールパークそろそろ完成に近づいて見えて来まして、非常に立派な施設だなと改めて思いましたが、あそこにサッカー場もあるわけでして、グルージャ、今、今のところはJ3ですけども、J2に向けて頑張ってるところかと思いますが、スタジアムの要件が満たされていないかと思いますが、あの場所なのか、別の場所なのかわかりませんけれども、そこらへんの整備について市長のお考えちょっとお聞かせいただければありがたいです。

市長:

まず、Jリーグにですね、残っていけるという最低条件というのがナイター照明でございました。そういうことでグルージャの皆様はじめ、サッカーファンの皆さん方の要望もございまして、ナイター照明ですね、6億円ほどかけましてですね、整備をさせていただいたわけですが、それからまたランク上がっていくということになれば収容人員の問題というのが出てきますけれども、いわて盛岡グルージャですから県ともですね、相談をしながら今の施設で良いのか、または違う所、あと、現在あるものの中で活用できる状況のものはないかとかですね、そのへん含めて県のほうとも、これ全県として取り組んでいかなければならない課題かなと思ってますので、そのへんも含めて検討してまいりたいと思ってます。

記者:

今、県との調整という話をされましたけれども、庁舎の話もまさしく県との調整が必要な案件かと思うんですが、市の方にも、県の方に聞いてもまだ、そういった市と県との調整ということはやってるというには私の耳では聞いたことがないんですけども、そこらへんはやられているのか、あるいは今後、やられる予定があるのかというのはいかがでしょうか。

市長:

今の段階ではまだそこまで至っていないところでございますけども、将来に向けて動き方がどうなっていくのかですね、十分注意しながら、必要な場面においては県と協議しながら様々対応していく必要もあるのかなと思っていますが、現段階では特に今具体のものはありません。

記者:

今回、資料まとめていただいて様々な分野での重要な施策についての課題解決というところで予算をつけられたと思うんですが、もちろんどれも重要な課題であり、施策だとは思うんですけども、特に今年度を象徴して特にここを力を入れたいというような施策、逆に市長が考えていらっしゃるこれが特に今回のメインと言いますか、肝入りですよというのがありましたら、いただければと思います。

市長:

まず、特に子育て支援という部分を含めてなるわけですけれども、乳幼児から中学生まで対象としていた医療費給付。高校生まで拡大をするということになりましたし、それから、第2子以降の子どもの保育料の一律無償化、これらとか含めてですね、やはり子育てしやすい街、盛岡ということその辺をですね、きちっと作り上げていく必要があるんだろうなとことを踏まえて、意識してた対応してまいりました。

それから、やはり雇用の場がしっかり確保。将来に受けていくことによって定住・移住というものが生まれてくるんだろうと思っております。盛岡は人を育てることに力を入れてまいりましたけれども、その先のつながりがうまくマッチングしていない分野もあったわけでありますので、土地利用政策、このへんをしっかりですね、考えながら今後とも対応していく必要があるということで盛岡南物流拠点整備の都市計画道路の詳細設計、これを具体に動かしていくということ。それと道明の第2工区も分譲をまもなく開始をするというようなことになりますので、雇用の場をとにかく拡大していくということ、そのことによって企業誘致も当然並行していくわけでありますが、そういうことで盛岡に定着していただける方、またお戻りになっていただける方含めて環境整備をしっかりやっていきたいなと思っておるところでございます。

あとは、文京区とのとかですね、そういう友好都市との関係がいろいろ。台湾もそうですし、ビクトリアもそうですけれども、そういういままでの交流してきたことをしっかり引き継いでいく。台湾も、花蓮市も新しい市長さんに今変わりましてですね、記念碑建立していただいておりますけども、なかなかコロナの関係で台湾のほうにですね、行くことができなかったんでありますが、近々、そちらの方にですね、確認に行かせていただくと。それからビクトリアの市長さんも新しく変わりましてですね、そこも表敬もして、向こうからもお出でになる予定ですね。さんさの時期とか、盛岡山車の時期に合わせて、それぞれですね、お越しになる予定というとのことで、そこに合わせた対応もしっかり行っていきたいなと思っております。

記者:

ニューヨーク・タイムズに寄稿されたクレイグ・モドさんが、一昨日、いらっしゃって対談されたりというところで、ニューヨーク・タイムズの記事の効果というのが国外もそうですし、全国的にも盛岡ってのが注目を集めて、来シーズンの観光シーズンというのは、すごく来客が見込まれるのではないかというふうに予想されるんですが、それに対応する観光施策みないたものですね、これから当初予算では今回このような形ですけども、さらに充実させていくというお考えあったりされるんでしょうか。

市長:

さらに民間の方々も含めてということになるわけですけども、せっかくこれだけのチャンスをいただいてますので、さらに発信力を高めていく必要があるんだろうなと捉えておりまして、その中で必要な予算があるとすれば、それはまた補正なりでも対応していくこともありうるかなと思います。

いずれ、お越しになった方々ですね、それなりに期待をもって盛岡を訪れていただくわけでありますので、特別なことということはないんですけども、事業者の皆さん、市民の皆さん、それからホテル・旅館の皆様も含めて今まで以上におもてなしの心でですね、対応していきたい。そこをですね、徹底していければ、本当にいい街だなあということを思っていただけるんではないかと。そのほかにあとはWi-Fi関係だとかですね、あとは多言語の案内の表示とか、そういうものをしっかりですね、対応していけるようにしてまいりたいと思っています。

記者:

第2子以降の子ども保育料の一律無償化なんですけど、これ県でも予算入っていたと思うんですけど、市と県でそれぞれ2分の1ずつになるっていう理解で大丈夫なのか教えてください。

子ども未来部長:

市といたしましては、予算額といたしまして2億4千700万円ということで計上しております。県のほうでは県の基準等がございますので1対1という形にはなりませんが、ほぼそれに近い形の補助を県からいただくという形で考えてございます。

記者:

南地区の物流拠点整備、先日、道路整備のような記事の記載がありましたけれど、なんというんでしょうか、整備状況まではいかないと思うんですが、進出したい企業の問い合わせなんですか、今の状況だと。数とかそこらへん少し教えていただければありがたいんですけども。

商工労働部長:

昨年10月にですね、市場型サウンディング調査というものを行いまして、その際には8社の方々に参加していただきました。そのうち3社が、今回10区画に分けていたところを全区画でやりたいというのが3社で、残り細かいブロックのところで参加したいということころが5社というふうな状況でございます。

記者:

市としての見込みと乖離はないんですか、だいたいそれくらいのめどと思ってなんでしょうか。

商工労働部長:

盛岡南物流拠点のところは、およそ75ヘクタールを整備しようと考えておりますけども、今回、サウンディング調査に参加していただいた事業者は、主にデベロッパーさんというか、そういった個々に進出企業を抱えていらっしゃる方が参加していただいていて、個別の企業がここに進出したいという企業さんは、今回のところはなかったというところです。

記者:

財政調整基金からの取り崩しが18億961万円というところなんですけども、これの主な使途といいますか、使い道としてはどういうところでの取り崩しなるんでしょうか。

財政部長:

財政調整基金の取り崩しというのがですね、歳入と歳出のギャップを埋めるための一般財源ということになりますので、特にこれに充てているというものでは、特にはございません。いずれ今回の歳出を組むにあたりまして、必要な歳出を積み上げた段階で、歳入の一般財源が不足するというような状況になりましたので、18億という金額を取り崩して歳入歳出のバランスをとったというふうな形になっているものでございます。

記者:

年によって財政調整基金のギャップを埋めなければならない額というのは増減するとは思うんですけども、今回、18億というところでですね、いろんな要因があったうえでのギャップだとは思うんですが、特に上げるとしたら、こういうところが少しギャップが生まれてしまう要因になったんではないかというところの言及をお願いいたします。

財政部長:

今回の18億という金額。令和4年度当初予算ではですね、22億ほど取り崩しておりまして、それよりは改善したのかなというふうに思っております。1つには市税のほうで説明しましたが、法人市民税のほうがですね、回復が遅れているという状況がありまして、コロナ渦前の状況に達成していないというものがございます。国のほうでは国税地方税も含めまして令和5年度につきましては過去最高になるんではないかという見通しは立てておりますけども、地方によってはそれぞれの実態がございますので、その分で若干のギャップが生じているのかなというふうに思ってございます。財政調整基金、適性の額どのぐらいの残高があれば良いのかという話もなりますけども、だいたい私どものほうでは目安としてはですね、60億ぐらいというふうには思っていたところなんですが、今、当初の段階でそれを割り込むような状況になっておりまして、最終状況としては、厳しくなってきてはいるのかなと思いますけども、先ほどプライマリーバランスもプラスになったというお話もしてましたんで、それの財政指標も見ながらですね一般財源の確保に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

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