市長定例記者会見(令和5年4月27日)

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広報ID1042983  更新日 令和5年5月17日 印刷 

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1 新型コロナウイルス感染症の「5類」への変更について

市長:

令和5年5月8日には、新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類へ変更となりますが、新型コロナウイルス感染症がなくなるわけではなく、重症化リスクの高い方もおられますことから、当面は感染対策の継続は大切であります。なお、本市では、法による取扱いが変更になっても、適切に医療が受けられるよう、医療機関と連携を図りながら、円滑な移行に向け準備を進めているところでございます。

明後日からゴールデンウイークを迎え、人々の移動や会食の機会が多くなります。市民の皆様には、社会・経済活動を活発化する一方で、重症化リスクの高い方への感染が広がらないよう、各自で、三密の回避、換気、手指衛生など国が有効とする基本的な感染予防対策について再確認をお願いをいたします。

感染拡大を防止するためには市民一人ひとりの理解が必要であります。あらためてではありますが、気を付けていても、誰もが、ウイルスに感染する可能性がありますので、今後も医療機関をはじめ、関係者等への誹謗中傷がないよう強くお願いをいたします。

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2 新型コロナワクチン接種について

市長:

5月8日から、令和5年春開始接種が始まります。

接種の対象は、65歳以上の方、64歳以下の基礎疾患を有する方、医療従事者・高齢者施設等の従事者となっており、4月24日から接種券の発送と予約受付を開始をしたところでございます。

モデルナ社のオミクロン株対応ワクチンを使用し、市内の医療機関での個別接種のほか、青山四丁目のSGプラザで集団接種を行うこととしております。

具体的な日程等につきましては、広報もりおか5月1日号や、市のホームページでお知らせをいたします。

ワクチン接種は、決して強制ではなく、本人の意思に基づくものであります。ワクチン接種をしていない方が接種を強要されたり、差別的な扱いを受けたりなどということがないよう、重ねて市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

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3 盛岡市パートナーシップ・ファミリーシップ制度の開始について

市長:

本市は、5月1日から「盛岡市パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を開始することとしましたので、お知らせいたします。

本制度につきましては、令和4年8月に「盛岡市男女共同参画審議会」へ「制度のあり方」を諮問し、去る4月13日に審議会会長よりいただいた答申を踏まえ「盛岡市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓の取扱いに関する要綱」として制定したものであります。

本市の制度は、性的マイノリティカップルのほか、婚姻制度を利用し難い、事実婚の異性カップルの方等も対象としておりますが、事実婚のカップルも対象とする制度は、東北では初ということになります。

また、互いの子や親についても、併せて家族関係を宣誓することができるファミリーシップを取り入れ、より多くの方が大切なパートナーや家族と安心して生活できるよう、市といたしましても応援するものであります。

制度開始後は、本制度がより利用しやすく喜ばれるものとなるよう、適用できる行政サービスの拡充に取り組むほか、市民や事業者の皆様に対しましても、更に周知を図り、誰もが尊重され、生き生きと暮らすことができるまちの実現につながるよう、取り組んでまいります。

記者:

以前、全員協議会のほうで、制度開始の日について、「当事者の方にとって良きべき日に」というふうにおっしゃっていたと記憶していますが、今回は5月1日からという、この日付については何か意味があるのでしょうか。教えてください。

市民部長:

まず5月とした理由の一つとして、6月に、ご承知かと思いますけれども、性的マイノリティの理解とか権利向上ということで、そういった方々の周知月間ということで、6月がそういったプライド月間ということで定められております。そういった月間を前に、この5月にスタートしてこういった制度も利用していただいて、晴れてそういったところでの受領書を手にしてプライドの月間にのぞむ、といったことも想定いたしまして、5月の導入というものを目指した、というところでございます。

記者:

先日の審議会でも会長のほうから「一番大事になるのは市民への周知だったり、一般の企業者・事業者だったりの理解というのが必要になる」というお話があったんですけれども、そのあたり市として、どのように一般の方にしっかり周知していくかという取組をするかというのをお聞かせいただければと思います。

市民部長:

あらゆる媒体、市の媒体も使って、周知していくというのは勿論でございます。あと、5月の13、14でございますけれども、毎年、プライドパレードというものを団体の方々が行っておりますけれども、今回、それと市もタイアップするかたちで、共催するかたちで行いたいと思います。そういった場で、講演会とかトークセッションとかそういったのも今回は行って、広く周知をしたいと思います。いろいろな場面をとらえて、周知は努めてまいりたいと思っております。

記者:

やはり民間の方も、パートナーシップ・ファミリーシップ制度を理解してですね、記載にもあるとおり、例えば、民間の賃貸住宅等へのですね、居住等のしやすさとかっていうのが、かなり広がるといいな、と思っているんですけれども、市長として、市民部長が今答えたことに加えて、市長としてはどういう風に広がっていければ、あるいは、例えば直接、業界団体に呼び掛けるとかってこともあるのかなと思うんですが、市長としてはどのように捉えているか教えてください。

市長:

まず、多くの方々に喜んでいただけるような制度を目指していくということであります。より多くの方が大切なパートナー、そしてまた家族と安心して暮らしていける、そのような環境を後押ししていくということが大切だと思っておりますので、今、スタートしてみていろいろまた課題も出てくるところもあろうかとは思いますけれども、行政サービスについて柔軟な取扱いを今後も検討してまいりたいと思っております。いずれこれから育てていくというか、そういうかたちの制度ではないかなと思っておりますので、開始後にいろんな課題が出てきた場合にも要望を踏まえながらより良い制度として、仕上げていくというかですね、そのようなかたちで取組を進めていきたいなと思っております。

記者:

5月1日、来週に迫ってますけれども、具体的にその制度に関しての問い合わせ等は、少し電話等で寄せられているのかどうかっていうのは、教えていただけるものか、お願いします。

市民部長:

現時点では、具体的なものは私のところにはまだちょっと入っておりませんけれども、いずれ対応はしていきたいと思っております。

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4 盛岡市・文京区友好都市提携5周年記念事業について

市長:

盛岡市は、令和5年度に文京区との友好都市提携から5周年を迎えることから、盛岡文士劇東京公演をはじめとした友好都市提携5周年記念事業を実施いたしますのでお知らせをいたします。

最初に、盛岡文士劇東京公演につきましては、5月20日土曜日でございますが文京区のシビックホールにおいて上演されます。現在、チケットの一般販売を行っておりますので、首都圏にお知り合いの方がいましたら、是非、足を運んでいただきますようお声がけをお願いをいたしたいと思います。

また、7月の7日金曜日ですけれども、文京区において開催される「啄木学級 文の京(ふみのみやこ)講座2023」に合わせて公式訪問するほか、「文京区魅力発見ツアー」を企画しております。詳しくは、5月1日号の広報もりおかにてお知らせしますので、多くの市民の方々に御参加いただけることをお待ちしております。

さらには、8月には盛岡さんさパレードの開催に合わせまして、成澤廣修文京区長をはじめとする公式訪問団をお迎えする予定でございます。

これまで文京区との友好都市提携をきっかけに、啄木を通じた文化交流のほか、「文京博覧会」における「盛岡りんご」をはじめとした盛岡ブランド認定商品の出展など、各分野において交流を深めてまいりましたが、5周年を機に更なる友好の深化につなげてまいりたいと存じます。

私からは、以上ということでございます。

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5 盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)について

記者:

令和3年から工事が始まり、4月20日にリニューアルオープンを迎えました。今後、盛岡に賑わいをもたらす施設の一つになっていくものと思いますが、谷藤市長の所感とリニューアルオープン以降の来園者の状況について教えてください。

また、これからゴールデンウイークを迎え、さらに多くの来園者が見込まれるものと思いますが、ZOOMOへのアクセス、具体的には盛岡駅からのシャトルバスの運行など、対策について予定していることなどあれば教えてください。併せて、ゴールデンウイーク期間中の園内イベントなどについても、予定しているものがあればお知らせください。

市長:

ZOOMOですけれども、リニューアルオープン迎えるにあたっては、令和3年10月から1年半ですね、休園を経まして、いよいよこの4月20日にリニューアルオープンを迎えることができまして、本当に心よりうれしく思っているところでございます。

御支援・御協力を賜りました関係者の皆様、そして開園を迎えたZOOMOを大きく取り上げていただきました、その魅力を広く発信いただきました報道各社に対しましても、改めて感謝申し上げたいと存じます。

新しく生まれ変わったZOOMOは、「岩山の豊かな里山環境を活かしたランドスケープデザインにより、「どうぶつが暮らす森の公園」として、生き生きと過ごす動物たちをより近くで感じられる施設となりました。子どもからお年寄りまで多くの市民の皆様が、何度も訪れたくなる魅力的な施設となりますよう期待しているところであります。

来園者数につきましては、オープン初日、4月20日、この日は木曜日でしたけれども、約1600人、翌日21日金曜日は約1000人、オープン後最初の週末となりました22日土曜日は約2500人、23日日曜日には約4000人と多くの方々に御来園をいただいたところでございます。

ゴールデンウイークに向けての対策でありますけれども、ZOOMOへのアクセスにつきましては、自家用車のほか、盛岡駅から運行している路線バスを御利用いただけます。なお、4月の29、30と、5月の3日から7日につきましては、盛岡競馬場に臨時駐車場を設け、ZOOMOとの間をつなぐシャトルバスを運行いたします。

また、ゴールデンウイーク期間中は、動物達の行動、生態などについてガイドする「春の食事観察」や、キリン・ピューマなどへのえさやりですね、給餌体験を通して動物達と仲良くなっていただくイベントのほかに、キッチンカーを配置する予定としておるところでございます。

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6 市長選挙について

記者:

日程が、投開票の日程が8月13日と決まりましたけれども、このお盆のスタートの投開票日というところに関しての受け止めというか、所感をよろしくお願いいたします。

市長:

いつもよりも早い、市議会議員・市長選が早まった、ということでありますけれども、これ、当初であれば、だいたい8月の27日近辺が投票とかっていうことだったろうと思いますけれど、ところがこの4つの選挙が一斉に重なるということになりますと、なかなかそのポスターの掲示する場所がですね、大変こう広いというか、長いというか、掲示板の貼れる所が当初の場所だと半分も設置できないような状況になるということで、選管のほうでは、やはりこれはずらすしかない、という方向になったようであります。できるだけお盆中にはかからないということのギリギリの判断の日程で決定したと伺っておりますが、13日、お盆の入りの初日ではございますけれども、丸かぶりではないようなかたちのところのギリギリの判断だったのではないかな、と思っております。

記者:

投票率への影響というのは、どのようにお感じになってますでしょうか。

市長:

これだけは、ちょっと、あけてみないと分からないところはありますけれども、お盆と初日はかぶりますけれど、多くの方々に投票していただきたいなと、棄権することのないようなかたちで参加していただければな、と期待を持っております。

記者:

谷藤市長も今回、立候補の意欲を示されているわけですけれども、4か月を切ったという中で、これから準備状況について、何かお考えのところとか、あと公約の準備状況等何か決まっているようであれば、お知らせください。

市長:

発表の時期というかですね、それがちょっと遅くなったというかですね、そういうとこからの準備ということでですね、ちょっとまだ環境が全部整っているわけではありませんが、何とか、マニフェスト関係もまとめましてですね、1か月くらい前までにはですね、これを取りまとめをしっかりやっていければいいな、と思っています。

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