市長定例記者会見(令和5年6月8日)

Xでポスト
フェイスブックでシェア

広報ID1043332  更新日 令和5年6月29日 印刷 

市長会見の写真

1 さんさ踊りへの期待について

記者:

今年も8月1日から4日まで盛岡さんさ踊りが開催されます。今年はニューヨークタイムズ紙にとりあげられたこともあり、またMSCベリッシマが寄港するということで、世界中から多くの観光客の方が来られるのではないかな、と予想しております。それも踏まえて、市長の盛岡さんさ踊りに対する想いであったり、期待などお伺いできますでしょうか。

市長:

今回のさんさ踊りはですね、久しぶりに通常開催というかたちの中で開催できるということで、大変うれしく思っておりますが、ただ、まだコロナ、完全に収束している状況ではございませんので、十分注意をですね、払いながら開催してまいりたいと思っています。今回、今お話しいただいたようなかたちでですね、宮古のほうにも大型客船が入ってきて、盛岡のさんさ踊りのほうをですね、見たいということで来られるということですので、そこへの対応をしっかりやっていきたいと思っております。
それから、今回は、文京区のほうからも区長さん以下お越しになって、最終日4日になりますけれども、沖縄のうるま市のほうからですね、エイサーの皆さん方も参加をされる、というような運びになっておりますので、それと、さんさ甲子園ですね、高校生の競演でございますけれども、これも復活をさせる、というようなかたちで大いに盛り上げる4日間にしていきたいなと思っております。

このページの先頭へ戻る

2 盛岡城の復元について

記者:

盛岡城の復元についてお伺いします。市としてもいろいろな努力を今されているところだと思うんですけれども、一方で、やはり難しさもあるという状況だと思います。この点、市長のお考えをお聞かせください。

市長:

今、まず、資料のほうのですね、収集関係をですね、行っているということで、市民・県民また全国の方でですね、いろんな資料を持っている方がおられれば、ぜひ提供をお願いしたい、という呼びかけをさせていただいております。
文化庁との協議もございます。特に盛岡の場合は石垣のほうですね、これが高く評価されているという部分がございますので、この修復関係と併せてですね、もっともっとこの「お城を中心としたまちづくり」というもの、これずっと進めてきているわけですけども、ぜひ観光の目玉になるような方向に、将来的にですね、ちょっと時間のかかる話かもしれませんけれども、そこにつながっていくような道筋がつけれればいいのかな、と思ったりもいたしております。

記者:

新たなですね、資料等が見つからなかった場合でも、そういう文化庁との協議の上で、何かしら復元というのができるものなのかどうか、そこらへんの見通しについてはどのようにお考えですか。

市長:

完全な形でっていうのは、なかなか、今の段階では写真ですね、主な写真っていうのが1枚しかないものですから、それから今推測をしていろいろ図面を起こしていますけれども、そういう中で、可能な限り努力していくという中で、文化庁のほうで、ここまでの形が整っていくのであれば、ほぼいいのではないか、という判断をしていただける可能性もある、と。完全復元ではないけれども、復元的というようなところも、観光振興の視点からも、文化庁のほうからもですね、いろいろな動きが出てきておりますので、そういうところにも期待をしたいなと思っています。

このページの先頭へ戻る

3 ビクトリア市訪問の成果について

記者:

先日、市長、カナダのビクトリアのほうへ、訪問されていたと思うんですが、その内容というか、どういった成果があったかという点をお聞かせ願えればと思います。

市長:

先日、5月21日から24日まででしたけれども、盛岡市の姉妹都市でありますカナダ・ビクトリア市、4年ぶりに訪問させていただきました。今回は、昨年11月にですね、新しく市長になられましたマリアンヌ・アルト市長からの御招待というかたちでですね、ぜひ新しい市長になっということもあるので、5月23日がビクトリアデーということでなっているんですけども、ビクトリアデーというのは大きなお祭りですけど、そこに合わせてぜひお越しいただきたい、という御案内をいただきましたので、表敬訪問も兼ねてですね、行ってまいりました。
特に、令和2年度にビクトリア盛岡友好協会が受賞した「もりおか暮らし物語賞」というのがあるんですけれども、これビクトリア側の友好協会の会長のビル・マクレディさんという方御夫妻がおられるわけですが、その方々に表彰状をお渡しをさせていただいてまいりました。
それから特に、教育分野なんですけれども、盛岡のほうは中学生、毎年のようにですね、10名ほど派遣しているんですけれども、延べ380名ほど、盛岡からですね、毎年のようにビクトリアのほうで語学研修も兼ねてホームステイしながらですね、研修しているんですけれども、ビクトリアのほうからここ10年以上にわたってちょっと止まっているんですよね。やはり将来に向けての交流を、これを深めていくという意味においても、次の世代のところをしっかりこう交流をしていく、そういうふうなものをしていかなければ駄目なんだろうなということで、これらをぜひ復元してほしいということで申し入れをして、教育の担当者、市長も交えてでしたけれども、お話をさせていただいていて、令和6年度以降できるだけ早い時期から再開をする、ということを表明していただいてきました。それから、観光団体との懇談もございましたけれども、ビクトリア市の広域エリアにおいても、盛岡の観光PR強化に向けて、貴重な意見を伺うことができました。ということで、協力体制の強化を図ることとしたところでございます。
ちょうど令和7年度はビクトリア市との姉妹都市提携から40周年を迎えるという節目の年になりますので、そこに向けまして様々な企画をですね、これから両市ともに組み立ててまいりまして40周年を盛大にお祝いをしていきたいというようなこと、このことも申し合わせをさせていただいたところでございます。

記者:

ビクトリア訪問の時にですね、ニューヨークタイムズの記事の話とか、あるいは何かお感じになったものとか、ありますでしょうか。

市長:

特に日系の方々もビクトリアにはおられますけれども、かなり、やはりアメリカの隣ということもあってですね、非常に情報が早いというか、皆さん承知してございまして、それは大変良かったね、ということでですね、また機会があれば盛岡のほうにも行きたいし、いろんな方々にも盛岡のPRをしていきたい、というお話はいただきました。

このページの先頭へ戻る

4 チャットGPTについて

記者:

対話型人工知能、チャットGPTについて伺いたいんですけども、県のほうで先日試行的に導入の試行運用を始めるという発表がありました。市長として、このサービスについてどのようなお考えを持っているか、伺いたいです。

市民部長:

非常にですね、最新の形でですね、いろんなことが動き出してきておりますので、盛岡市のほうでもですね、どういうところにそれらの導入の可能性があるのかですね、その辺については今後検討してまいりたいと思っております。

記者:

導入検討したいということで、具体的に時期とかそういうのお考えあればお聞かせください。

市長:

まだそこまでのは。

総務部長:

今、市長がお話ししたとおり、ほかの市、自治体で、導入した例もありますけれども、そういった例も調べながら、特に今の時点でいつから何かという具体的なところは持ち合わせていないところでございます。いずれ、ほかの市の状況をもう少し調べてみたいと思っております。

このページの先頭へ戻る

5 盛岡市長選挙について

記者:

市長選挙のことについてお尋ねしたいと思います。これまでも質問がありましたが、改めて時期が迫ってきたのでお尋ねしたかったのが、公約とかマニフェスト的なものの発表時期というのは、何か方向性としてあるのであれば教えていただけますでしょうか。

市長:

マニフェスト、公約というか、そういうものだいたいひと月ぐらい前までのところで取りまとめていきたいということで、今、いろいろ作業を進めていこうということでございます。なかなか出張だとか多くてですね、ちょっと時間取れなくているんですけれども、1か月くらい前までにはなんとかまとめていきたいな、と思ってました。

記者:

今のところ、新人と谷藤市長のお二人が立候補の表明されている中で、争点と言いますかですね、有権者にどういうところが争点になるかというのは、市長としてはどういうふうに展望していらしゃるか、というのを教えていただけますか。

市長:

ちょっと、争点というのはあれですけれど。自分としては、将来の盛岡の在り方というかですね、こうあったらいいな、というもの、こういうものを有権者、市民の皆様方に、従来どおりと言えば従来どおりですけれども、そういうものをお伝えをしながら、今までの積み重ねてきた成果、これはやはり、市民の皆様の協力あってこそ成し得たものでありますけれども、そういうものを理解していただけるようにですね、具体のものも示しながらですね、そこ、御協力いただきながら、より良いまちをつくっていきたいなということを訴えさせていただきたいなと思っています。

記者:

今、ちょうど将来について、ということだったんですが、議論の過程で、市長選の前に結論の出る話ではないですが、庁舎の移転というか、今後のことに関しては、相手がどこにすべきだとかっていうのはないですけども、争点としては非常に市民にとっても選択肢として分かりやすいのかなと思うんです。その意味で庁舎の移転に関して何か選挙で議論を戦わせるっていうようなことがあるのかないのか、その点は市長はどうとらえていらっしゃいますか。

市長:

そこはちょっと、分かりませんけれどもですね、いずれ、いろんな段階を踏みながら、多くの方々の御意見を伺ってですね、より良い、市民の皆さん方が利用しやすいような場所と、駐車場スペースがどれぐらい確保できるのかとか、総合的に判断していく必要があるんだろうなとは思います。
当初、都南村と合併した時は、盛南地区というのが最適だという約束事はその当時はあったわけでありますが、その後、玉山村との合併もございました。そういう中で位置の在り方というものはですね、また幅広く考えていく必要がだろうということで、盛南地区はもちろん選択肢の一つではありますけれども、そのほかの地域の中、というところ、それから市の内部でもいろいろ検討してますけれども、市のほうで所有している土地っていうのは限られているわけで、そうなったときには西口もどうだろうか、やはり、経済も含めて政治の中心であるこの内丸地区がですね、やはりいいのではないか、という声とか、さまざまあるわけであります。ただ、なかなか相手のある、盛岡市の土地はもうこの現在地と、県警本部の隣にあった消防署の跡地しか市の土地はないので、相手との交渉ごとの中から、いろんなものが動いていくということになりますので、そこも含めてですね、国、そしてまた県、いろいろ協議していく場面がこれからいろんなところで出てくるんじゃないかな、と思っております。

記者:

もう一点、市長選が終わった後、知事選も予定されてて、今、現職と新人が一騎打ちで争う見通しとなっています。まだこれから流動的だと思いますが。選挙、知事選があると特に県内の首長さんたちがどちらを支持するか、中立だったり、いろいろあると思うんですが、県都盛岡市の市長として谷藤市長は、今、知事選に関しては現職・新人どちらを応援するとか、そういった対応のほうは決めてらっしゃいますでしょうか。

市長:

特に決めてません。

記者:

呼びかけとか、これから候補者側から何かあった場合には返事をするみたいな、そういったものは。

市長:

いずれ、両方とも素晴らしい候補者ですから、そこの中で将来の岩手県政をどのような方向に導いていこうとするのか、というのをしっかりですね、見極めながら対応してまいりたいと思ってます。

このページの先頭へ戻る

6 マイナンバーの口座登録について

記者:

今、マイナンバーの関係で、子どもの親などで、本人ではない、家族名義の口座が登録されるケース、全国で13万件とも言われていますけれども、盛岡市では総点検のようなものをしたのか、もしくは今後する予定があるのか、発見があったのか、そのあたりを教えていただきたいと思います。

総務部長:

報道、記者発表とか、大臣あったとおりですね、今のとおりでございますけれども、市のほうで口座を何かチェックするということは市としてはできませんので、いわゆる市民の方がいろいろな報道見たり、心配になった方については、相談いただきまして、例えば来庁いただけるのであれば市の窓口に来ていただいて、御本人が確認いただくというのを支援窓口で支援するという対応になるかと思います。あとは市のホームページにも、国のほうのコールセンターとか、市のほうの窓口の電話番号も載せておりますので、市民の方、不安を持っている方からの、口座にしろ、マイナポイントの付与にしろ、いろいろな不安のある方については、お問い合わせをいただいて、確認の支援をさせていただく、ということになるかと思います。

記者:

市のほうは、登録手続きはするんだけども、それが果たして、中身については覗けないような状態、ということなんですか。本人の名義かどうかを、市のほうが主体的に調べることはできない状態。

総務部長:

マイナポータルのほうで確認いただくんですけれども、当然、御自身がマイナンバーカードで入っていただきますので、市のほうで入って、ほかの方の、市民の方の確認をするということはできませんので、先ほど言ったとおり、御本人がスマホなどで確認いただくことを、こういったことで確認いただけますよ、とお知らせをするとか、あるいは本庁舎なりの支援窓口に来ていただいたときに、御本人がやる操作を支援させてもらう、ということになると思います。あくまで、御本人が確認いただく、口座等については確認いただく、ということになります。

記者:

本人が、例えば本来は子どもの名義にすべきところを、自分の、親の名義にしたら、本人が直す意思はないように思うんですけど、そのあたり、ミスマッチのところのチェックというのは、市としてはできないということ。

総務部長:

システム上、市が個人の方のマイナポータルに入って、口座が本人名義かどうか確認することはできませんので、さっき言ったような、支援させていただく、御本人の確認を支援させていただく、あるいは修正を支援するという立場になるかと思います。

このページの先頭へ戻る

7 新型コロナウイルス感染症への対応について

記者:

感染症法上の位置付けで、5類の移行で1か月経ったわけですけれども、盛岡の保健所管内の推移をどう見られているのか、あと、今後、祭りとかも控えている中で、先ほどと繰り返しになりますけれども、どのような対策を今後もとっていかれるのか、お考えをお願いします。

市長:

いずれ、一時ちょっと、人の動きも活発になってですね、盛岡でもちょっと増えてきた感じがございましたので、まだまだ予断を許さない、ということですね、感染予防をしっかりしたうえでですね、しかし、経済だとかさまざまな活動も動いていかなければならないところもありますので、そこを十分注意したうえでですね、活動は従来に近い形でですね、行っていただければな、と思って、特に人ごみの多いイベント関係これから増えていきますので、その時には、それぞれの判断にはなりますけれども、マスクをするとか、そういうふうなところは、それぞれの御判断の中でですね、十分注意していただければな、と思っております。

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

市長公室 広聴広報課
〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所別館6階
電話番号:019-626-7517 ファクス番号:019-622-6211
市長公室 広聴広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。