腸管出血性大腸菌感染症(O-157など)
広報ID1006618 更新日 令和8年6月15日 印刷
| 病原体 | 腸管出血性大腸菌(O157、O26、O111などが比較的多い) |
|---|---|
| 症状 |
|
| 感染経路 | 経口感染:汚染された食物などを食べることで腸管感染する 接触感染:病原体が付着した手で口に触れることにより、体内に入り腸管感染する |
| 陽性者から他の人への感染 | する |
| 予防方法 |
|
感染症法に基づき「3類感染症:全数把握義務」に定められています。
腸管出血性大腸菌感染症の詳細
大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。このうちのいくつかは、人に下痢などを起こす病原性大腸菌と呼ばれています。
腸管出血性大腸菌の主な特徴は次のとおりです。
- 強い感染性
非常に少ない菌数で感染します。乳幼児や高齢者などが感染しやすく、家族間感染や施設内での集団発生が見られることがあります。 - 強い毒性
ベロ毒素が悪さをすると、腸からの出血や重い合併症を引き起こすことがあります。 - 長い潜伏期間
多くは3日~5日ですが、最長で14日程度になることもあります。
潜伏期間が比較的長いため、感染源の特定が難しくなったり、感染が拡大したりする危険があります。
原因と感染経路
原因
腸管出血性大腸菌は、出血を伴う腸炎や合併症を引き起こす「ベロ毒素」を作ります。代表的なO157の他に、O26、O111などたくさんの種類があります。
感染経路
汚染された食品などを食べることによって、病原体が体内に入ります。腸管出血性大腸菌は酸に強く、胃酸でも死滅しないため腸管感染が起きます。
ほかに、感染者のふん便や嘔吐物にも病原体が含まれています。これらの処理を行った人は、病原体が付着した手で口に触れることにより、感染する場合があります。(接触感染)
潜伏期間と症状
潜伏期間
多くは3日~5日(最長14日)程度
症状
- 腹痛、水様性下痢、血便(真っ赤な血)、発熱、嘔吐など
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)、脳症、血小板減少性紫斑病などの合併症による症状
次の症状が見られる場合は、特に注意が必要です。
- おしっこが出なくなる
- 嘔吐、食欲不振
- すぐ眠くなる、元気がない
- けいれんを起こす
予防方法
動物や人の便からの感染を防ぐ
食事の前、調理前、トイレやオムツ交換の後、動物に触った後、農作業の後などには、石けんと流水でよく手を洗いましょう。
食べ物からの感染を防ぐ
- 生野菜はよく洗い、清潔な調理器具で調理しましょう。
- 生肉を食べるのはできるだけ控えましょう。(中心温度が75度で1分以上の加熱が有効です)
- 焼肉などの時は、生肉用と食事用の箸を使い分けましょう。
治療方法
下痢や嘔吐に対して水分補給などの対症療法を中心に、医師の判断で抗菌薬を使用することもあります。
学校保健安全法における取り扱い
学校保健安全法では第三種病原体です。出席停止の指示が出る場合がありますので、学校へ相談しましょう。
医療機関のみなさまへ
感染症法に基づき、診断した医師は、直ちに保健所への届出をお願いします。
届出の際は、あわせて盛岡市保健所(019-603-8244)への連絡もお願いします。
腸管出血性大腸菌感染症と診断された方へ
診断された後の流れや、二次感染の予防などについて、詳しくはこちらをご覧ください。
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイトからダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
保健所 指導予防課 感染症対策担当
〒020-0884 盛岡市神明町3-29 盛岡市保健所庁舎6階
電話番号:019-603-8244 ファクス番号:019-654-5665
保健所 指導予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。


