盛岡市内におけるセアカゴケグモの確認について
広報ID1001647 更新日 平成30年5月30日 印刷
盛岡市内におけるセアカゴケグモの確認について
盛岡市内での確認事例
平成25年6月24日に、盛岡市内の自動車整備工場で、毒性のあるクモであるセアカゴケグモが見つかりました。
セアカゴケグモが確認されるのは、岩手県では初めてのことであり、国内では最北での確認となります。
セアカゴケグモにかまれると、針で刺されたような痛みを感じ、かまれた場所が腫れるとともに、めまいや嘔吐(おうと)などを引き起こす場合があります。
攻撃性は少ないとされていますが、触るとかまれることがあるため、素手で触らないよう注意してください。
その後の経過
平成25年7月4日、平成25年7月16日に北上市内において、セアカゴケグモが相次いで確認されました。
北上市の事例では、既に繁殖が確認されている地域と往来した履歴のない乗用車に付着していたものであり、県内においてセアカゴケグモが繁殖している可能性があります。
対応方法
- 素手で捕まえたり、触ったりすることのないよう十分注意しましょう。
- 屋外で作業するときは、なるべく手袋を着用するようにしましょう。
- 家庭用殺虫剤(ピレスロイド系のクモ用スプレーなど)を直接噴霧するほか、踏み潰すなどの物理的手段で駆除できます。
- もしかまれた場合は、患部を温水やせっけん水などで洗い流し、病院で治療を受けてください。
セアカゴケグモについて
- 体長はオスが3ミリメートル前後、メスが1センチメートル前後であり、メスのみ毒を持っています。体色は黒く、メスには背面中央に砂時計状の赤い帯が縦に1本通っています。
- 原産はオーストラリアで、日本では平成7年に大阪で初めて確認されました。現在では環境省により、特定外来生物として指定されています。
- 日当たりがよいなどの暖かく、また昆虫などの餌が豊富なところに生息します。排水溝の側面やふたの裏、植木鉢の裏、ブロックやフェンスの隙間で発見されることが多いとされています。
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