盛岡市地域おこし協力隊活動報告(令和5年1月・山本(夏)隊員)

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広報ID1041693  更新日 令和5年1月12日 印刷 

皆さんこんにちは。盛岡という星でBASE STATIONを中心に活動している山本です。BASE STATIONで高校生の探究活動支援をメインに活動し、高校生と地域で活躍する専門家などとのマッチングなどをおこなっているほか、探究活動を促進するプログラムなども実施しています。※1※2

12月23日には盛岡市総合アリーナで、岩手県・盛岡市が主催の「未来のワタシゴト探究会議」の併催イベントとして、「出張!タンキュ―部」を開催しました。今回のプログラムでは、探究活動に取り組む県内の高校生を対象に、活動内容の紹介や情報交換をおこないました。

協力隊活動報告(令和5年1月)写真1

参加者の皆さんは、ご自身で作成した説明資料を持ち寄り、それぞれのテーマについて、解決策やアクションのプロセスを紹介しあいました。探究テーマは、フードロスの解決、本に触れる機会の創出、衣類廃棄問題の改善、海の豊かさの保全など、とても多岐にわたります。グループ単位で進行をおこないましたが、どのグループでも時間いっぱい活動をシェアしてくださる姿に、一人ひとり自分なりの着眼点で地域課題と向き合ってきたことがよくわかりました。

協力隊活動報告(令和5年1月)写真2

地域の企業・団体にヒアリングしてみたり、イベントを開催してみたり、架空の企業を想定してシミュレーションしてみたり、…と、さまざまな取り組みをされていて、皆さんの行動力やアイデアにとても驚かされました。参加された高校生の皆さんも、お互いの活動に深く刺激を受けたようで、実施後のアンケートには「自分の活動にも取り入れたい」「自分ももっと深めたい」といった感想が目立ちました。

参加者同士の情報交換の場面では、「実現するにはもっとこうしたほうがいい」「この部分をもっと詳しく説明してほしい」など、鋭い意見が挙がる場面もあり、お互いのアイデアを踏まえて、活動をさらにブラッシュアップできる機会になったのではないかと思います。

参加者の皆さんが探究に対して感じている率直な感想や意見をお聞きすることができ、私自身も新たな発見がある時間でした。

協力隊活動報告(令和5年1月)写真3

着任以来、今回のようなプログラムをはじめとする探究活動支援を続けるなかで、高校生の皆さんの地域に対する関心の向上や、地域の方々との接点につながることを実感しています。今後も引き続きBASE STATIONを拠点とした、若者と地域とのマッチングに努めていきたいと思います。

※1・・・東京圏等の若年層向けの情報発信などの取り組みを効果的に行うとともに、関係人口や地元の高校生などの若者と、地元の企業や団体が抱える地域課題に関わる解決の機会を創出するための官民連携による交流拠点として令和3年7月に設置

※2・・・生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したりしながら周囲の人と意見交換・協働しながら進めていく学習活動のこと。

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