応援しよう!ホストタウン(マリ共和国)協力団体の紹介

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広報ID1032876  更新日 令和4年1月25日 印刷 

マリ共和国を相手国とするホストタウン事業に向けて、盛岡市と連携している団体とその取組をご紹介します。

マリ共和国のホストタウン 盛岡市

カラ西アフリカ農村自立協力会

西アフリカ(マリ共和国)の農村地域の自立を目指した村落開発事業の支援を行うため、1991年(平成3年)9月に設立。

長年にわたってマリ共和国を支援してきた経験を活かして、マリ共和国に関する情報を市に提供したり、市が企画する事業の内容に助言・指導したりするなどの協力をしています。

マリ共和国柔道連盟との連絡調整

覚書締結式
カラ代表の村上一枝氏(写真左)

柔道マリ代表選手が東京2020オリンピックの事前キャンプを盛岡で実施する予定となっていることから、市が柔道マリ代表選手を万全の態勢で受け入れられるように、マリ共和国柔道連盟と市の橋渡しをしています。

一般社団法人盛岡青年会議所

20歳から40歳までの青年で構成されている団体で、地域社会の発展に寄与すべく様々な活動を行っており、持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に推進しています。

盛岡市がマリ共和国のホストタウンに認定されたことをきっかけに、マリ共和国への支援事業を行っています。

「マリ共和国学校建設プロジェクト」寄付金贈呈式

識字教室建設プロジェクト

マリ共和国に女性のための識字教室を建設するプロジェクトを立ち上げました。

令和2年3月1日から募金の受付を開始し、10月15日から11月27日まではクラウドファンディングで募金を募り、目標額の100万円の寄付金が集まりました。

この寄付金はカラ西アフリカ農村自立協力会を通じて、マリ南部にあるクリコロ県シラブレ村に女性のための識字教室建設費用に充てられます。

識字教室が完成しました!

識字教室の写真

 一般社団法人盛岡青年会議所が立ち上げた「マリ共和国学校建設プロジェクト」は令和2年3月1日から募金の受付を開始し、クラウドファンディングも合わせて目標額の100万円を超える寄付金が集まりました。

 この寄付金はカラ西アフリカ農村自立協力会を通じて、マリ南部にあるクリコロ県シラブレ村に女性のための識字教室建設費用に充てられ、令和3年3月に完成しました。

識字教室の愛称「Mali-Mori 幸(ゆき)」

盛岡青年会議所は識字教室の愛称を募集し盛岡市立河北小学校6年生が応募した愛称が選ばれました。

「マリ共和国と盛岡の人が協力したということ。幸(ゆき)字を知ることは幸せなことでみんなと仲良くなれるということにもつながる。」という応募理由が、オリンピック憲章や恒久的世界平和を願う盛岡青年会議所の理念と合致したため採択されました。

 盛岡青年会議所では、愛称に採用された生徒からのメッセージやイラストを描き込んだ看板を作成し、現地に送付する予定です。

 

「AWARDS JAPAN2021」でグランプリを受賞しました

「AWARDS JAPAN2021」グランプリ受賞

令和4年1月22日に「AWARDS JAPAN2021」((公財)日本青年会議所)が開催され、全国691青年会議所がエントリーした様々な事業の中から、盛岡青年会議所の「マリ共和国の農村に識字教室を建設するプロジェクト」が最優秀LOM地域社会向上プログラム賞、さらに全13部門から選出されるグランプリを受賞しました。

この事業は盛岡市がマリ共和国のホストタウンとなったことがきっかけとなり実現しました。
受賞式の際、盛岡青年会議所顧問 伊藤淳之介さんからは「盛岡市民、盛岡に住んでいない盛岡にゆかりのある方、盛岡に思いを馳せてくれている方たちと共に行えた事業。盛岡市が東京オリンピックのホストタウンとなることから始まった縁で、一緒に協力してきた。市民、青年会議所、行政など多くの協力を得ることで実現できた。次の世代にも自分の街に誇りを持ってもらえるような事業を継続していきたい。」との素晴らしいあいさつがありました。

マリ共和国は、残念ながら盛岡での事前キャンプは実現しませんでしたが、未来につながる大きな成果を挙げることができました。

岩手県立盛岡第二高等学校

マリ共和国のホストタウン認定に協力してきたカラ代表の村上一枝さんが同校の卒業生であった縁から、ホストタウンの取組を始めました。

アートマイル壁画の制作

アートマイル壁画
盛岡二高美術部とアートマイル壁画

美術部の生徒がマリ共和国について学習し、「いままでのマリ~これからのマリ~」をテーマとする壁画を制作しました。

美術部生徒のコメント

最初は全然マリ共和国のことがわからなかったので、ネットで調べたり資料をもらったりして研究しました。そうしたら、世界遺産のトンブクトゥは世界史の教科書に載っていたし、緑が減り砂漠化しているということがわかりました。
調べながら、絵の構想にはかなり時間をかけました。綿花をどう描こうか工夫したり、音楽が好きということもわかって壁画に描きました。マリ共和国の人たちがこの絵を見てどう感じるか気になるところです。 
今までは自分が描きたいものを描くことが多かったのですが、マリのことを調べていくうちに自分が描く絵を通してマリのことを周りに伝えたいと思いました。
マリの人に一番どこを見てほしいかというと、背景の緑色。砂漠化を止めたい、明るい未来への希望を込めてその色にしました。砂漠が多いということで実際は緑ではないのかもしれませんが、輝く太陽、女性の笑顔を一緒に描くことで明るい未来をイメージしました。

いわて盛岡シティマラソン実行委員会

東北地方の県庁所在地で行われる唯一の本格的なフルマラソンを2019年に初めて開催しました。
スポーツの枠に留まらず、様々な形で地域貢献・社会貢献の活動を行っています。

「いわて盛岡シティマラソン」Tシャツの寄付

写真:「いわて盛岡シティマラソン」Tシャツの寄付
柔道マリの選手とカラ西アフリカ農村自立協力会スタッフ

マリ共和国で広く役立ててもらうおうと、カラ西アフリカ農村自立協力会と協力し、オリジナルTシャツを現地の人たちに寄付しました。

盛岡市で東京2020事前キャンプを行う予定の柔道マリの選手のほか、農村地域の子どもたちにも配布される見込みです。

 

黒澤箏合奏団

黒澤和雄さんと千賀子さんが主宰する黒澤箏合奏団第48回定期演奏会の第二部にて、箏奏者の黒澤有美さんとマリ共和国の伝統楽器「コラ」の演奏家、ママドゥ・ドゥンビアさん等3人との協奏が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりコラボレーションは中止となりました。

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