認定店「馬ッコ本舗 みやざわ」

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広報ID1025884  更新日 令和5年1月31日 印刷 

盛岡産黒平豆を使った「黒豆きんつば」が認定されました。

認定商品「黒豆きんつば」

「黒豆きんつば」の写真
黒豆きんつば

有限会社馬ッコ本舗みやざわの製造・販売する「黒豆きんつば」が、盛岡の美味いもんアンバサダー認定商品となりました。

一般的な「きんつば」の特徴は小豆粒ですが、このきんつばの主役は盛岡特産の黒平豆。しっとりした黒平豆の風味と食感が楽しめる逸品です。口当たりのよいこしあんは、滑らかで口当たりがよく、甘さ控えめで上品な味わい。あんの自家製にもこだわる数少ない和菓子店の想いが濃縮されたお菓子。ぜひご賞味ください。

一番楽しいのはやっぱりお菓子を作っている時間

宮澤祐一社長の写真
「一番楽しいのはお菓子を作っている時間」と話す宮澤さん

同社代表取締役の宮澤祐一さんは、自身も和菓子一級技能士の資格を持つ職人。調理師養成の専門学校などでの指導者の顔も持ち、忙しい毎日を送っています。「でも一番楽しいのは、やっぱりお菓子を作っている時間かな」と穏やかに話します。

昭和29年から続く老舗の和菓子店。先代のご息女との結婚を機に宮澤さんは東京での仕事を辞め、26歳でこの世界へ飛び込みました。「男たるもの甘いものなんて、と言われてきた世代。それがいきなりお菓子屋ですからね」と笑います。

それからは修行の毎日。黒平豆を使った商品開発を任されたときは、普段扱う小豆と煮炊きの仕方が全く異なることもあり、形にするまで1年以上かかったといいます。それでも、「黒平豆は他の高級ブランド豆と比べても、味は濃いし、まったりとした粘りやとろみもあって旨みを感じました。豆自体の持つこの美味しさを活かしたかった」と、試行錯誤の上納得の商品に仕上げました。

「ただね、豆の柔らかさを一定にするのがどうも難しく、なぜこうなるのかというメカニズムを理解できていない。まだまだ研究の余地があります」と職人気質の一面も。菓子づくりの恩師から教わった「和菓子とは『我が子』であり、『わが師』である。100作ればそれぞれが違う。作ったら育てていかなければならない」という言葉を胸に、宮澤さんは日々の菓子づくりを通して大切な想いを伝えています。


ところで、黒平豆って?

黒平豆の写真
黒平豆

市内渋民地域に根付く在来種で、表皮に出る3本のしわが特徴。渡り鳥の雁(ガン)が渋民に落とした一粒の種から芽吹き、育ったという言い伝えがあり、別名「雁喰い豆」(がんくいまめ)とも呼ばれています。大粒で、独特の弾力としっかりとした歯ごたえがあり、こくのある風味を楽しめます。

店舗情報

創菓工房みやざわ

創菓工房みやざわの店内写真
創菓工房みやざわの店内
  • 所在地:盛岡市青山三丁目18-9
  • 営業時間:9時~19時
  • 定休日:第3火曜
  • 電話:019-647-0048

店舗情報

馬ッコ本舗みやざわ本店

馬ッコ本舗みやざわ本店店内写真
馬ッコ本舗みやざわ本店の店内
  • 所在地:盛岡市青山二丁目15-26
  • 営業時間:9時~17時
  • 定休日:日曜、第3火曜
  • 電話:019-647-0047

店舗情報

馬ッコ本舗みやざわ 盛岡フェザン店

馬ッコ本舗みやざわ 盛岡フェザン店の写真
馬ッコ本舗みやざわ 盛岡フェザン店
  • 所在地:盛岡市盛岡駅通1-44 盛岡駅ビルフェザン
  • 営業時間:9時~20時30分
  • 定休日:フェザンの閉館に準じる
  • 電話:019-654-7661

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農林部 農政課
〒020-8531 盛岡市若園町2-18 盛岡市役所若園町分庁舎4階
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