景観重要建造物 紺屋町番屋

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広報ID1009389  更新日 令和3年3月12日 印刷 

紺屋町番屋の外観写真
紺屋町番屋

1891年盛岡消防よ組番屋として現在地に建てられた建物を1913年消防組第四部事務所として改築されたものが現在の建物といわれる。現在の建物の棟札によれば,大工石倉久太郎,同山下熊太郎,屋根葺,小笠原長次郎,石工,岩野兵次郎,左官,工藤喜三郎,塗屋,山口平助とある。
建築年代は,棟札に「大正貳年七月中浣」とあり,同消防団の聴取りでは,「1913年5月3日起工上棟式(あげむね式)を13時より行なった。」とあり,これを採りたい。
建物は,木造2階建で,1階は元来消防器具の常置場が大半を占め,花崗岩の石畳となっているが,現在はその一部を上がり座敷に改造(1958年)し,街路二面に接する部分を消防車々庫としている。現在の車庫入口ではない面の道路側に吊引戸が残されており,改造前は,これが主入口であったことを物語っている。2階は畳敷の広間となっており,寄合の多い番屋の機能を示している。2階からは,回り階段で屋根裏を通って屋根上の望楼に登っていける構造となっている。
全体の構成は,当時の学校建築をはじめとする公共施設に見られる木造様風の形式に類するもので,洋小屋組寄棟屋根,南京下見ペンキ塗の外壁,六角形の望楼,外開きの2階窓などで,その様式を表現している。完成当日の模様を岩手日報紙は,「外観の美と相俟ち消防夫の作業上,頗る便利なるべし」と報じている。
現状の外壁塗装色は,下見板部分が淡灰色で,建具と縁取りは肌色に塗り分けている。
建坪約87平方メートル,床面積約159平方メートル。

(注意)現在,耐震性能が不足していることから内部の見学を中止しています。

概要

名称

紺屋町番屋

所有者

盛岡市

所在地

盛岡市紺屋町4番33号

構造形式

木造2階建望楼付

建築年代

1913年7月18日竣工

面積延長

約159平方メートル(建床面積)

用途

旧消防屯所

建築依頼主

盛岡市消防組第四部

外観材質

下見板張

設計者

不詳

施工者

大工:石倉久太郎ほか

事業費

不詳

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