景観重要建造物 米内浄水場

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広報ID1009401  更新日 令和3年3月12日 印刷 

米内浄水場の外観写真
米内浄水場

本浄水場内の1934年竣工当時を物語る施設のうち,調査対象とした建造物等は場内で直接目視できる部分,すなわち旧管理事務所1棟,集水井上屋1棟,調整室上屋3棟,濾過池3ヶ所である。
現盛岡市水道記念館(旧管理事務所兼管理者居住)は,木造平屋建で屋根は瓦葺,外装はモルタル塗リシン仕上の建物である。正面外観は左右対称形で,外観全体の様相は昭和初期のモダンな折衷様式のデザインを色濃く残している。1986年に外装を修復(内部と設備の一部は改修)しているが,玄関の庇が新しくなり支柱が付いたほかは,外観について当初のものに忠実な復元を行っている。
集水井上屋は,鉄筋コンクリート造平屋建で八角形の平面を持つ特徴がある建物である。外観の意匠はやはり当時流行った新古典主義的な,あるいはアール・デコ風なデザインでまとめられている。調整室上屋も平面は正方形であるが,外観の意匠は集水井上屋と同じスタイルでまとめられており,よく時代を物語っている。これらの建物も1985年に修復されているが,形体的には建設当初の図面の通りに直されている。
濾過池については,90.46メートル×37メートル,水深2.58メートルの池を隔壁で三分し,現在も交互に一池を濾砂洗浄用とし,二池で常時緩速濾過を行っている。濾過には茨城県産の海砂を76センチメートル厚の層にして使っているという。
池自体は松丸太杭玉石地形鉄筋コンクリート造壁厚65から30センチメートルの構造で,それぞれの池に各1ヵ所の調整室を持っている。

概要

名称

米内浄水場

所有者

盛岡市

所在地

盛岡市上米内字中居49番

構造形式

  • 木造モルタル造平屋建瓦葺
  • 鉄筋コンクリート造(出水井など)

建築年代

1934年

面積延長

  • 水道記念館:157.02平方メートル
  • 出水井:14.60平方メートル
  • 調整室:30.72平方メートル
  • ろ過池:3445.49平方メートル(池部分外寸)

用途

水道記念館および浄水施設(出水井,調整室,ろ過池)

建築依頼主

盛岡市

外観材質

  • 水道記念館:モルタル塗リシン仕上一部人造石洗出
  • 出水井:鉄筋コンクリート造
  • 調整室:鉄筋コンクリート造
  • ろ過池:鉄筋コンクリート造

設計者

盛岡市

施工者

不詳

事業費

約7600円(建物のみ)

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