日本脳炎ワクチンの供給について

令和3年1月より、日本脳炎ワクチンを製造している2社のうち1社のワクチン（ジェービックV）に製造上の問題が生じたことから、出荷量が調整され全国的にワクチンが不足している状況が続いておりましたが、令和3年12月から供給が再開され継続的な供給が見込まれています。

なお、2社のワクチンともに安定的な供給を維持するため、当面の間、出荷量の調整が行われる予定ですが、令和4年度からは制限が解除され、全接種対象者の接種が可能となります。

接種の優先順位について

令和3年度は、日本脳炎ワクチン4回接種のうち、第1期初回の2回（1回目及び2回目）の接種を優先いただくようお願いします。

ただし、定期接種として受けられる年齢の上限が近づいている場合には、定期接種で受けられる年齢を過ぎないように接種をすすめてください。

接種をお待ちいただいていた令和3年度に第1期追加及び第2期接種対象者の方につきましては、令和4年度には接種が可能となります。

※令和3年度は例年どおり供給が行われた令和2年度と比べ約73万本の供給が減少する予定ですが、令和4年度は令和2年度と比べ約135万本の供給が増加する見込みです。

令和3年度年齢別の定期接種に係る対応について

接種回数	対象年齢	対応
第1期初回（1回目及び2回目）	生後6カ月～7歳6カ月未満	通常通り接種をすすめてください。
第1期追加		対象年齢の上限が近づいている方は接種期間内に接種してください。
第2期	9～13歳
～平成19年4月1日までに生まれた方の第1期及び第2期の接種不足分（特例対象者）	20歳未満	第1期初回（1回目及び2回目）は通常通り接種をすすめてください。 対象年齢の上限が近づいている方は接種間隔を遵守したうえで、第1期追加と第2期も期間内に接種してください。
平成19年4月2日～平成21年10月1日までに生まれた方の第1期の接種不足分（特例対象者）	9～13歳