上小路(うわこうじ)
広報ID1009415 更新日 平成30年8月21日 印刷
上小路(うわこうじ)
高崩(たかくずれ)の段丘に造られた侍町の小路があったことに由来。江戸中期まで中野村(東中野村)の枝村であったが、後に足軽町として盛岡城下の武家屋敷地となった。
当地は宮古へ向かう閉伊街道の城下口に当たり、足軽町の上小路組町(十人組町)と、町家を形成した上小路町に分かれていた。同町東はずれには、簗川春木場と呼ばれる貯木場があった。
上小路東方の新山館(しんざんだて)には、幕末の文久3年(1863年)に洋学校「日新堂」が建てられた。近代製鉄業の先駆者大島高任(たかとう)と西洋医学者八角高遠(やすみたかとう)が指導者となって、採鉱・製錬・砲術・医学などの教育・研究・開発の事業を行い、盛岡藩における洋学発祥の地となった。南大橋近くの岩手自動車学校入り口に、昭和45年(1970年)に岩手県医師会によって建てられた記念碑がある。
茶畑二丁目15番地付近


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