仁王小路(におうこうじ)
広報ID1009431 更新日 平成28年8月21日 印刷
仁王小路(におうこうじ)
ここには平安時代の仏像群を残す古寺があったが、江戸の寛文期(1660年代)に廃され、仏像は明治に東楽寺(とうらくじ)(現盛岡市玉山字城内)に移し、侍町となった。仁王の地名は、その古寺に仁王堂があったことに由来するという。
侍諸士の二、三男の独立で人数が増え、仁王小路周辺に仁王新小路、帷子(かたびら)小路、新山(しんざん)小路が新たに造られた。
これら侍町には、江戸前期頃まで30か所ほどの辻番所が置かれ、とりわけ他国者は原則として通行が許されなかった。また、三戸町と仁王小路の間には仕切門があって、町人は許可なく通ることができなかった。
盛岡城の直下を流れていた北上川は、延宝元年(1673年)から切り替え工事が行われ、新土手(新築地(しんちくち))が築かれて、旧河床は古川と呼ばれた。この工事によって生まれた大沢川原に新たに大沢川原表小路・裏小路の侍町が造られると、仁王小路などとの連絡路として、古川を渡る2本の縄手道(なわてみち)が設けられた。
中央通二丁目6番地付近
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