肴町(さかなちょう)・生姜町(しょうがちょう)
広報ID1009426 更新日 平成28年8月21日 印刷
肴町(さかなちょう)・生姜町(しょうがちょう)
肴町は、当初、鮮魚や乾物を扱う魚商人や荒物商人が住む町だったことに由来。肴町と荒町の2町立ての時代もあった。当町の東は外堀で、生姜町(煙草町)との間には土橋があり、肴町御門があった。奥州街道は呉服町を通っており、当町は本街道の側町に当たっていた。
当町には万治2年(1659年)から藩の御釜師初代小泉仁左衛門が居住したほか商家が多く、城下河南の扇のかなめ的位置にあって栄えた町である。
明治9年(1876年)の天皇巡幸の際、餌差小路との間に御幸新道(みゆきしんどう)が造られ、行在所(あんざいしょ)となった菊池金吾邸は、明治天皇より2度稚松を賜り後に賜松園(ししょうえん)と呼ばれた。現在は、盛岡市杜陵老人福祉センターが建っている。
生姜町は、たばこ切り職人がいたため煙草町と呼ばれていたが、元禄8年(1695年)に神明社が置かれ、宝暦2年(1752年)以後は神明町となり、文化9年(1812年)に生姜町と改められた。神明社の祭日9月15日に付近で生姜を売る習俗があったことに由来する。
肴町5番地付近
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