呉服町(ごふくちょう)・六日町(むいかちょう)

Xでポスト
フェイスブックでシェア

広報ID1009425  更新日 平成28年8月21日 印刷 

呉服町(ごふくちょう)・六日町(むいかちょう)

呉服町は初め新町や中町と呼ばれていたが、文化9年(1812年)に改称された。現岩手銀行中ノ橋支店前には、藩の高札場「札(ふだ)の辻(つじ)」があった。

呉服町には慶応4年(1868年)の「南部家御用金被仰付人員」番付によれば、西方大関、小野組最大の支店であった井筒屋善八郎を筆頭に渋谷善兵衛(味噌醤油・呉服)、近江屋治郎兵衛(呉服)、井筒屋徳十郎(酒屋)、近江屋市左衛門(酒屋)、近江屋善六(質屋)、近江屋覚兵衛(呉服)等の豪商が軒を並べ、城下の上方商業の中心地を形成していた。

近代に入り、明治・大正・昭和に呉服町かいわいに銀行が集中し、銀行街の様相を呈したのも、江戸時代の歴史に負うところが大きい。

六日町は、呉服町と上衆(かみしゅう)小路の間で、毎月6・16日が市日であったことに由来。ここには木津屋権治(醤油)、油屋孫六(油屋)等の店があった。

六日町には公儀役人や他藩の藩主・重役などを宿泊させる御仮屋(おかりや)が設けられ、「藩の迎賓館」のような役割を担っていた。  

「市役所肴町分庁舎」付近

昭和54年(1979年)の写真
昭和54年(1979年)
平成21年(2009年)の写真
平成21年(2009年)

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

環境部 環境企画課
〒020-8531 盛岡市若園町2-18 盛岡市役所若園町分庁舎2階
電話番号:019-626-3754 ファクス番号:019-626-4153
環境部 環境企画課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。