ブロック塀の安全点検をしてください!

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広報ID1023710  更新日 令和5年1月11日 印刷 

建築物の既設塀(ブロック塀や組積造)の安全点検について

平成30年6月18日に発生した大阪北部を震源とする地震により、プールのブロック塀が倒壊し、塀に挟まれた女子児童が亡くなった事故を始め、ブロック塀の倒壊による犠牲者は2名に達しております。

この倒壊したブロック塀につきましては、建築基準法に定める設置基準に適合していなかったことが報じられているところですが、本市におきましても、同基準に適合しない又は老朽化によって倒壊の危険にある塀は存在すると考えますことから、ブロック塀や組積造の塀を設置されている方々につきましては、下記のとおり安全点検を実施していただきますようお願いいたします。

また、点検の結果、危険性が確認された場合には、付近通行者への速やかな注意表示等を行うと共に、補修等の対策を取られますよう合わせてお願いいたします。

安全点検の実施方法

別紙1の国土交通省作成による「点検チェックポイント」により点検してください。

画像:別紙1 ブロック塀の点検のチェックポイント

ブロック塀について、以下の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば危険なので改善しましょう。

まず外観で1~5をチェックし、ひとつでも不適合がある場合や分からないことがあれば、専門家に相談しましょう。

1 塀は高すぎないか(塀の高さは地盤から2.2m以下か。)

2 塀の厚さは十分か(塀の厚さは10cm以上か。塀の高さが2mを超え2.2m以下の場合は15cm以上か。)

3 控え壁はあるか(塀の高さが1.2mを超える場合は、塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか。)

4 基礎があるか(コンクリートの基礎があるか。)

5 塀は健全か(塀に傾き、ひび割れはないか。)

<専門家に相談しましょう>

6 塀に鉄筋は入っているか

塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。

基礎の根入れ深さは30cm以上か。(塀の高さが1.2m超の場合)

※その他の注意点

透かしブロックが多用されていると、壁体の強度が低下します。特に、連続した配置は鉄筋の適正な配筋が困難になりますので注意が必要です。

 

組積造(れんが造、石造、鉄筋のないブロック造) の塀の場合

1 塀の高さは地盤から1.2m以下か。

2 塀の厚さは十分か。

3 塀の長さ4m以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか。

4 基礎があるか。

5 塀に傾き、ひび割れはないか。

<専門家に相談しましょう>

6 基礎の根入れ深さは20cm以上か。

お問い合わせ

ブロック塀に関する法令などについては、下記までお問い合わせください。

盛岡市 都市整備部 建築指導課 防災係

電話(代表)019-651-4111 (内線7229・7230)

(直通)019-639-9054

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部 建築指導課 防災係
〒020-8532 盛岡市津志田14-37-2 盛岡市役所都南分庁舎2階
電話番号:019-601-3387
ファクス番号:019-637-1919
都市整備部 建築指導課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。