取材日記:令和1年11月

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広報ID1028891  更新日 令和3年9月16日 印刷 

広報もりおか11月1日号特集関連記事

広報もりおか令和1年11月1日号の特集は「芸術文化がある日常」です。芸術文化のイベントは毎月のようにあるため、4月からコツコツ取材していました。取材の様子や紙面では紹介しきれなかった皆さんを紹介します。

第48回盛岡芸術祭:4月27日(土曜日)~6月2日(日曜日)

約1カ月の間、市内の各所で作品や日頃の練習の成果が発表されました。
また、盛岡芸術祭の美術展では、各部門ごとの優秀作品に対し、市長賞・議長賞・会長賞の三賞と部門賞を授与しました。受賞作品は市公式ホームページでご覧になれます。

芸術文化祭その1
開会式の様子。パイプオルガンの伴奏で
合唱が披露されました。
芸術文化祭その2
日本画展の様子。細やかな筆遣いの作品に
見入っている人も。
芸術文化祭その3
書道展の様子。力強い文字など作品の一つ一つに
作者の人柄が現れているようでした。
芸術文化祭その3
華道展の様子。訪れた人は、作品をじっくり見て、
その美しさに感嘆の声をあげていました。

2019啄木祭:6月1日(土曜日)

渋民小の児童らによる鼓笛隊演奏など披露されたほか、盛岡市内在住で、芥川賞を岩手県で初めて受賞した沼田真佑さんとNHK盛岡放送局キャスターの渡邉真佑子さんによる対談などが行われました。

鼓笛隊の写真
渋民小児童らによる鼓笛隊演奏。啄木の詩を歌詞に
した渋民小の校歌「春まだ浅く」など3曲を披露。
吹奏楽の写真
渋民中の生徒らによる吹奏楽。啄木の詩を歌詞に
した「不来方の」など2曲を披露。

市制施行130周年記念フォーラム:6月30日(日曜日)

増田寛也さん(元総務大臣、元岩手県知事)による講演と大学生らによるパネルディスカッションの後、谷藤盛岡市長が、芸術文化創造都市宣言を宣言。宣言前には、盛岡で芸術文化活動をしている子どもたちによるダンスとオーケストラが披露されました。

ダンス演舞の写真
藤井淳子ダンススタジオの皆さんによるダンス。
「第32回こうべ全国洋舞コンクール」のモダンダン
スグループ部門で優秀賞を受賞した演目を披露。
オーケストラの写真
もりおかジュニアオーケストラの皆さんによる演奏。
フレッチャー作曲「フィドルダンス」を披露。

もりげき王2019:9月4日(水曜日)~6日(金曜日):

盛岡劇場(松尾町)で「もりげき王2019」(もりげき八時の芝居小屋制作委員会プロデュース)が,  9月4日~6日に開催されました。1作品15分以内の短編演劇のコンテストで、今年で7回目の開催。10チーム中、予選ブロックを勝ち残った5チームが、6日の決勝に進出しました。

満席となった決勝戦では、息を飲む作品や会場が笑いに包まれる作品など、5作品が披露されました。全チームの公演後、観客審査員と特別審査員による投票により第7代もりげき王が決定しました。

もりげき王などもりげき八時の芝居小屋について詳しくは、盛岡劇場のホームページをご覧ください。

もりげき王2019その1
「Lock ON”G"」
脚本・安保美沙さん(劇団しばいぬ、第2代もりげ
き王)、演出・夏坂俊也さん(劇団しばいぬ)
もりげき王2019その2
「老唖」
脚本、演出・成田紫野さん(はかばか) 

もりげき王2019その3
「ヤクルトレディー猪又さん」
脚本、演出・嵯峨瞳さん(片目で立体視、第6代
もりげき王)
もりげき王2019その4
「道徳の時間」
脚本、演出・藤原瑞基さん(劇団ちりぢり)

もりげき王2019その5
「AI芸人」
脚本、演出・齋藤英樹さん(劇団ゼミナール、初代
もりげき王)
もりげき王2019その6
第7代もりげき王に輝いたのは、嵯峨瞳さん。
なんと2連覇!

広報もりおか紙面にもりげき王が登場!:撮影日9月27日(金曜日)

もりげき王に輝いた嵯峨瞳さんと、一緒に出演した日坂さとさん(劇団ちりぢり)の2人に、11月1日号の3ページの「芸術文化推進劇場」という寸劇に登場していただきました。
コマ割りごとに表情やポーズを変える必要がありましたが、さすがの演技力で撮影はあっという間に終了。

嵯峨さんと日坂さんが出演する最新の舞台は、下記のとおりです。詳しくは、「劇団ちりぢり」のホームページをご覧ください。

  • 劇団ちりぢり第4回公演「劇団ちりぢりは令和を認めない」(脚本、演出・藤原瑞基さん) 
    日時:11月16日は14時~と19時半~、17日は11時~と15時~
    場所:いわてアートサポートセンター風のスタジオ(肴町)
    チケット:前売券 一般1500円・大学生以下1000円、当日券 一般2000円・大学生以下1500円

寸劇風写真撮影風景その2
撮影の1コマ。さまざまなポーズと表情を見せて
くれました。ご協力ありがとうございました。
劇団ちりぢりの公演チラシ
最新公演のこのチラシも嵯峨さんが作成したそう
です。多才ですね!

自家焙煎コーヒー屋クラムボン:撮影日10月7日(火曜日)

長年、盛岡で愛されている喫茶店の1つであるクラムボン。プロ・アマ問わず、アーティスト達の発信の場になればと、2週間ごとに展示を入れ替えて紹介しています。店主の高橋真菜さんは、「展示が入れ替わることで、2週間毎に店の雰囲気が変わります。皆さんにお店を作ってもらっていると思っています。」と穏やかに微笑みました。

クラムボンの写真1
市役所にも程近い紺屋町に佇む喫茶店です。
クラムボンの写真2
豆の販売も行っています。
クラムボンの写真3
豆はお店の中で焙煎。
香ばしい香りが店中に。
クラムボンの写真4
壁に作品を展示。この日は、
詩を展示していました。
クラムボンの写真5
コーヒーと芸術、店主の優しい
笑顔に会いに行ってみては。

広報もりおか表紙の撮影

表紙は、芸術文化の多様性を表現しました。そのため、市内で芸術文化活を楽しんでいる人達に登場していただきました。

盛岡杉生園

盛岡杉生園(青山四)では、通常の業務の傍ら、アート作品の制作に取り組んでいる人もいるそうです。
この日は、絵はがきに即興で似顔絵を書く練習風景を撮らせていただきました。

盛岡杉生園の皆さんの作品を鑑賞できる最新の展示会は、下記のとおりです。会場など詳しくは、岩手県の公式ホームページをご覧ください。

  • いわてアート・ブリュット巡回展
    期日:令和1年10月10日(木曜日)~令和2年1月19日(日曜日)
     
盛岡杉生園の写真1
写真を見て、顔の特徴をつかみ描く練習。
盛岡杉生園の写真2
1枚あたり3~5分で書き上げます。早業!
盛岡杉生園の写真3
佐々木貴さんは、繊細な細かい絵が得意。買い手が
すぐつくため、今あるのはこの1点だけとのこと。
盛岡杉生園の写真4
佐々木賢さんは、第22回いわて・きららアート
コレクションで最高賞のきらら大賞を受賞!
盛岡杉生園の写真5
廣瀬翔太さんは、見たものをそのまま透写したかのよ
うな絵を描くのが得意。 
盛岡杉生園の写真6
鷹羽信幸さんは、幻想的な絵が得意。
写真は、なんとオルガンに絵を描いた作品! 
盛岡杉生園その7
盛岡杉生園の皆さん、ご協力ありがとうございました。

愛宕火防太鼓(あたごひぶせだいこ)

 昭和62年に渋民自治会の青年らによって設立された愛宕火防太鼓は、後継者不足で活動が約20年途絶えていましたが、盛岡市の地域おこし協力隊員でもある中里直樹さん(渋民字小前田)が平成30年に復活させました。現在は、浅沼譲さん(下鹿妻)と伊藤さゆりさん(八幡平市)の3人で活動中。
結婚式の余興やお祭りなどのイベントでの演奏など、出演依頼を随時受け付ているそうです。

愛宕火防太鼓の最新の活動は、下記のとおりです。迫力の演舞をぜひその目で!

  • 第14回玉山地域公民館まつり
    日時:11月2日(土曜日)・3日(日曜日)、10時半~15時半
    ※愛宕火防太鼓は2日のオープニングアクトとして登場
    会場:姫神ホール(渋民字鶴塚)
愛宕火防太鼓その1
1曲あたりの演奏は、10分近く続きます。
しかし、その力強い音色は、終始変わらず!
愛宕火防太鼓その2
和太鼓歴は、中里さん(写真中央)20年、浅沼さん(
写真右)8年、伊藤さん16年と、皆さんベテラン!
愛宕火防太鼓その3
愛宕火防太鼓の皆さん、ご協力ありがとうございました。

パシフィック・ブラス・オルケスタ

総勢約70人の吹奏楽団です。年齢は10代~50代と幅広い年齢層が在籍。定期演奏会やイベントなどで演奏を披露しているほか、毎年、全日本吹奏楽コンクールへ参加しています。また、アンサンブルの活動では、クラリネット四重奏と木管三重奏が全日本アンサンブルコンテストで金賞を受賞するなど、幅広く活動しています。

パシフィック・ブラス・オルケスタの最新の活動は、下記のとおりです。岩手県警察音楽隊とのコラボレーションはめったにない機会とのこと。ぜひ、会場で音楽に浸ってみては。

  • 第10回パシフィック音楽祭
    日時:令和1年11月10日(日曜日)14時~
       ※13時20分から、ステージでミニコンサートあり
    会場:キャラホール(永井24)
     
吹奏楽練習風景その1
会社帰りの皆さんが多く、参加できる日に短時間に
集中して練習します。この日は約20人が参加。
吹奏楽練習風景2
指揮に合わせ、厳しくも和やかに、練習は
進みます。
吹奏楽練習風景3
表紙撮影のオフショット。
クラリネットの4人は和気あいあい。
吹奏楽練習風景4
表紙には残念ながら使いませんでしたが、こちらも
表紙撮影のためにポーズをとってくれました。
吹奏楽練習風景5
パシフィック・ブラス・オルケスタの皆さん、ご協力ありがとうございました。

11月17日(日曜日):全日本わんこそば選手権in盛岡つなぎ温泉

 盛岡の代表的な食文化である「わんこそば」の杯数を競う全日本わんこそば選手権が、盛岡つなぎ温泉ホテル紫苑(繫字湯の舘)で開催されました。1人2分・3人一組での杯数を競う「こどもグループ選手権」に11チーム、「一般グループ選手権」に18チーム、個人の杯数を競う「一般個人選手権」に7人が出場。各グループで、熱戦が繰り広げられました。

第34回全日本わんこそば選手権

わんこそば選手権体験
選手権開始前の「わんこそば選手権体験」。小学生以
下の子どもたちが2人一組で給仕の体験をしました。
わんこそば選手権体験の出場者
給仕を体験した千葉清愛(右)さんは「ドキドキ
したけど楽しかった!」、大久保こころさんは
「1分間で9杯も食べれた」と声を弾ませました。
こどもグループ選手権
開始前に選手から意気込みを一言。中には、
「優勝するぞー!」と気合を入れた子も。
こどもグループ選手権
2分間の限られた時間の中で、
隣に負けじと椀を重ねていきます。
こどもグループ選手権の出場者
大慈寺クラブで参加した皆さん。高原蒼司君(前列
右から3人目)は、「40杯くらい食べた。かなり苦
しかったけど楽しかった!」と元気よく話しました。
こどもグループ選手権の出場者
こどもグループ選手権で最も多い55杯を食べた中村
良香さん。「優勝できるとは思ってなかった。普段
からご飯は2杯、給食も毎回おかわりする」と笑み
がこぼれました。
一般グループ選手権
一般グループ選手権。
勢いよく次々と、口の中にかきこみます。
一般グループ選手権
一杯一杯そばを味わいながら食べる人もいれば、
椀が重なりきらないくらいの杯数を食べる人も。
一般グループ選手権の出場者
大学の友達同士で参加した、左から石塚直樹さんと小
材怜子さん、千葉恵樹さん。石塚さんは「苦しくて思
ったほどは食べれなかったけど、大学最後の年のいい
思い出になりました」と笑顔で話しました。
盛岡三大麺普及協会及びスコーレ高等学校ボランティアの皆さんの写真
盛岡三大麺普及協会及びスコーレ高等学校ボランティ
アの皆さん。選手たちが全力で臨めるよう、そばの調
理から配膳まで、選手権の運営を支えました。

11月20日(水曜日):金婚慶祝会

 結婚50年を迎えた夫婦の健康と長寿を祝い、金婚慶祝会が盛岡グランドホテル(愛宕下)で行われました。77組の夫婦が出席し、結婚した当時のニュースなどを見ながらこれまでの夫婦生活に思いをはせていました。出席者の皆さんに、夫婦円満の秘訣や家族への思いを聞きました。

会場の様子
夫婦の会話に花を咲かせたり、他の参加者と交流を
楽しんだりと、会場は和やかな雰囲気でした。
ゆり桜会による舞踊
祝宴中はステージで舞踊などが披露されました。
画像は山岸地区ゆり桜会の「大阪二人連れ」です。
小泉さん夫婦の写真
小泉正喜さん、タイさん夫婦(三本柳5)は、
「喧嘩をしても勝たないこと。ほどほどが一番」
と夫婦円満の秘訣を語ってくれました。
和泉さん夫婦の写真
和泉暢悦さん、幹枝さん夫婦(緑が丘二)は、
「子ども中心の家庭でした。仲良く暮らせたのが
何よりの幸せ」と優しい笑みを浮かべました。
藤原さん夫婦の写真
藤原洵さん、フサ子さん夫婦(南青山町)は、
「妻に支えてもらいました、ありがとう。
これからも元気で仲良くいましょう」
と、はにかみながら向き合いました。
高橋さん夫婦の写真
高橋直美さん、幸子さん夫婦(東安庭三)は、
「自分のことは控えめに、相手を立てるのが大事」
と寄り添っていました。

11月29日(金曜日):盛岡文士劇のゲネプロ

 盛岡の冬の名物である「盛岡文士劇」(公演:11月30日と12月1日)のゲネプロが、東日本大震災の影響で市内に避難している人など招待された観客の前で行われました。ゲネプロとは、公開前日に行われる最後の通し稽古です。文士や地元各局のアナウンサーの皆さんは、時折アドリブを交えながら、練習の成果を披露していました。
 ゲネプロを見た50代の女性(西青山)は「盛岡文士劇を見ると、今年も年末が来たなと感じる。お正月のテレビ放送も楽しみにしている。」と笑顔で語りました。

テレビ放送

盛岡文士劇の公演の様子は、IBC岩手放送で放送されます。※放送時間は変更になる場合があります。

  • 1月2日(木曜日)正午から 第1部 現代物「恋はトライ&トライ」 第2部 口上
  • 1月3日(金曜日)正午から 第3部 時代物「牡丹燈籠」

詳しくは、盛岡劇場・河南公民館のホームページをご覧ください。

盛岡文士劇の画像1
現代物「恋はトライ&トライ」の様子。もりおか歴史文化館館長の畑中美耶子さんと、
IBC岩手放送アナウンサーの大塚富夫さんの掛け合いを、毎年楽しみにしている人も多いようです。

盛岡文士劇画像2
これも盛岡文士劇の名物! 畑中さんが客席に下り、
盛岡弁で観客と触れあいます。
盛岡文士劇の画像3
舞台へと続く花道。
お客さんとの距離が近いのも盛岡文士劇の魅力。

盛岡文士劇の画像4
時代物「牡丹燈籠」の様子。リアルに作られた小道具
にも演出のこだわりが見えます。
盛岡文士劇5
牡丹燈籠のクライマックス。
見事な太刀さばきで観客を沸かせます。

盛岡文士劇について

盛岡文士劇の歴史など詳しくは、広報もりおか平成31年1月1日号も参考にどうぞ。

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