盛岡市の主要野菜

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広報ID1008212  更新日 令和1年5月21日 印刷 

盛岡市で生産される主な野菜

盛岡市内で生産される主な野菜はきゅうり、トマト、ねぎで、各農家では高い栽培技術をもち他の農作物を組み合わせた生産を行っているのが特徴です。主に関東方面に出荷されておりますが、旬の時期は地元にもたくさん出回っています。野菜を食べることで、私達の健康に欠かせない栄養成分を豊富に摂取することができます。 これらの主要3野菜を紹介します。

きゅうり

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盛岡市上鹿妻のきゅうり圃場

盛岡市内ではきゅうりは限られた面積で高収益が期待できる農作物として、野菜の中ではもっとも盛んに栽培されています。夏期の露地栽培が中心ですが、最近は収穫を早めることができるビニールハウスによる栽培もふえています。

農家では省力化と収量のアップのため、機械を使い液体の肥料を確実に注入し、収穫後は冷蔵庫に一時保管ができるようにして計画的に出荷しています。

  • 旬の時期:おおむね6月から10月まで収穫
  • 収穫量(2003年):2250トン(県内第1位)
  • 産出額(2003年):4億8000万円(市内の野菜では第1位)
  • 市内の主な産地:太田、本宮、上米内、飯岡、見前、乙部地区など
  • 主な栄養成分:カリウム、カルシウム、ビタミンCなど

トマト

写真3
盛岡市西見前のトマト圃場

トマトは一般的には実のひび割れなどを防ぐため、屋根をかけて栽培されます。これをビニールハウスにすれば早い時期から栽培できるため、盛岡市内でもトマト栽培のビニールハウスが多数見られます。また、省力化と収量のアップをめざし、養分の補給を根元を通したチューブにより自動で行っている農家もあります。

最近は実の管理が比較的容易なことなどにより、ミニトマトを栽培する割合が増えています。

  • 旬の時期:おおむね5月から10月まで収穫
  • 収穫量(2003年):1260トン(県内第2位)
  • 産出額(2003年):4億4000万円(市内の野菜では第2位)
  • 市内の主な産地:太田、厨川、飯岡、見前地区など
  • 主な栄養成分:カリウム、ビタミンA 、ビタミンCなど

ねぎ

写真4
盛岡市下飯岡のねぎ圃場

ねぎはもともと冬の野菜であり、盛岡市内でも秋を中心に収穫されています。ねぎは植えてから土寄せ、収穫、皮むきなどの作業にたくさんの手間と時間がかかるため、それぞれの作業で機械化が進んでおり、最近では、収穫して土を落とし根と葉を切り落とし、束にするまでを1台で行うことができる機械を導入した農家もあります。

水田の転作野菜に比較的適しているため、近年、そのための取り組みが強化されています。

  • 旬の時期:おおむね7月から12月まで収穫
  • 収穫量(2003年):1220トン(県内第1位)
  • 産出額(2003年):2億2000万円(市内の野菜では第3位)
  • 市内の主な産地:厨川、飯岡、見前地区など
  • 主な栄養成分:カリウム、カルシウム、食物繊維など

収穫量について

  • 収穫量(農作物統計による)の県内順位と産出額(岩手県生産農業所得統計による)には平成17年以降の市町村合併は反映されていません。
  • 野菜について、もっと詳しい情報を知りたい方は、野菜ブック(独立行政法人農畜産業振興機構発行)が便利です。

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